ともほ じゃーなる

まいにち の ものがたり

明日の出勤のエトセトラ

明日朝、JRは始発から運転取りやめとのニュースが入りました。

そうなると、朝一番で上席に持っていく稟議をどうするかが悩ましい。

リモートワークが浸透したというのに、相変わらず稟議は紙ベース。PCで決裁できない(好きじゃない)人が、年齢問わず多くいるのですよね。

私もそうかもしれない。「なんだ!この稟議の内容は!」と起案者が目の前にいたら、文句の一つも言えるもんですけど、在宅勤務だと、そうはいかない。ZOOMで呼び出して話することもできるけど、手間がかかる。電話だと相手の表情がわからないから、相手が私の言ったことをどの程度理解しているのか、推し量れないし。

常時、在宅勤務はむつかしいです、正直。

でも、災害対応のときは、とても良いシステムでして、BCPが実現できます。

明日の朝は在宅勤務することを、先ほどグループラインでスタッフ全員に連絡し、合意を取り付けた。即座に、一番の若手スタッフも在宅勤務を宣言。そうですそうです、これこそコロナ禍で良くなった仕事環境です。昔だったら、這ってでも会社に来い!だったんですよね。そして死ぬほどつらい通勤電車が、遅延等々でさらにつらい通勤になる。こんなバカげたことから、解放される今の時代、幸せですよね。

しかし、人によっては、これと真逆の反応をする場合もあります。

早速、私と同世代のスタッフから、明日、頑張って職場に行きますと連絡がありました。しかも、そのスタッフは明日は定休日。いやいや、無理しなくてもいいんですよと連絡したんですが、「誰も事務所にいないとなると、仕事に支障が出ます。私は地下鉄から家まで近いので、明日は私が・・・」。使命感を感じるし、ありがたいんですけど。でも今は在宅対応できるんですから、明日一日ぐらい、事務所に誰もいなくても大丈夫(というか絶対、出社予定の誰かは事務所に出社するはず)。でも、リモートワークが慣れないというか、嫌いな人は、こういう事態になっても出社したくなるんですよね。これまでの習慣なのか組織への忠誠心を示すPRのためなんでしょうね。でもお休み予定の社員がBCPのために出社したとなると、在宅勤務者が引け目を感じるんです。だから、彼の申し出は指令として断りました。定休日に出社して、途中で事故やケガでもしたら、それこそ大問題になりますから。

 

明日の出社については、おそらく千差万別。

どれが正解なのかなんてわからない。

スタッフを評価する立場の人から見ると、在宅勤務を推奨している会社にあって、BCPのための危険を冒して出社するスタッフが評価できるのか、それとも在宅勤務で十分役割を果たすスタッフが評価できるのか。評価者の評価を評価する幹部もむつかしいでしょうね。下手に白黒つけたら、モラールに影響しそうだし。

明日の出社のエトセトラ。さてさて、どれだけ会社に出社しているかな。

少し楽しみ。