ともほ じゃーなる

まいにち の ものがたり

再々々緊急事態宣言が発出されたことに伴い、再度考えてみた

お題「手作りしました」

お題「気分転換」

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2021/04/20までのPCR検査数推移

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厚労省資料】陽性者内訳推移

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厚労省資料】重症者数

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厚労省資料】陽性者数死亡者推移

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厚労省資料】陽性者数年代別推移

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厚労省資料】都道府県別陽性者累計

 厚労省資料出典 

https://www.mhlw.go.jp/content/10906000/000771872.pdf

変異株の蔓延が、今回の緊急事態宣言に追いやられた原因であることは、ほぼ間違いないと思っていいだろう。

特に一番最後の資料(厚労省資料)をみたら、大阪の有症者の累計が他の地域と比べても異常である。神奈川、埼玉、愛知もかなり高い。逆に東京は無症者がほぼ9割。これもおかしな数値に思える。

年代別でみると、昨年夏は若者に流行していたが無症状だったため現状が見えにくかったのが、昨年冬ぐらいから家庭内感染を通じて広まったのか、各年代に満遍なく感染が広がったように思える。重傷者・死亡者は70代以上が依然多い。

一番最初のグラフを見てほしい。感染者数は増えているが、陽性率はそれほど伸びていない。二つ目のグラフを見てほしい。有症者の数が急増している。無症者はそれほど割合は増加していない。これが意味するのは、変異株の毒性ではないかと疑う。

毒性が低かった従来株は、若者を中心に感染していたが無症状で収まる人が多く、結果、PCR検査をして初めて感染に気付くような状態が多かったのではないか。しかし変異株は感染力(再実行能力)が高いだけでなく❝症状が現れるぐらい普通の毒性をもった風邪❞になっているのではないかと思う。

さて困ったのは、治療薬がないので、ほとんど未知のウィルスに罹患した患者の取り扱いである。大阪や兵庫の病院が満床になり、マスコミは行政の責任にするが、これは一度冷静に分析せねばならない事象ではないか?即ち、毒性が強まったが故、はっきり症状のでた患者を放置できないため医療機関に入れる、言い方を変えたら❝ふつうの風邪の患者を全員入院させているような状態❞になってはいないかということだ。もしそうなら、いくら医療資源があっても足りない。マスコミや世間は、怖い怖いとパニックになっている。こんな中で、「いや、普通の風邪と一緒だから、家で療養しておいてくださいな」なんてこと言ったら、自宅で風邪をこじらせて亡くなった方が出るたびに、日本中がそんな状態化のような報道をされ、医療機関が必要以上に頑張らざるをえない状態に追い込まれ、その結果、本当に自宅で危篤状態になった方を受け入れられない状態に陥っていないか?これは本当に危惧される。

死亡者数は昨年12月初旬から200~300名/7日間で推移していたが、2月に400名/7日間をピークに、今は200名台まで下がってきている。

医療資源には限界がある。ここは冷静になって、パンデミック・パニックに陥らないようにしないといけない。

そしてもう一つ。ヒステリックになっている人たちと真逆の、煮えガエル状態の人も増加している。

4/25から緊急事態宣言が東京、大阪、兵庫で適応されている。

しかし、昨年春と違い、普通に街へ出かける人々、河川敷でピクニックをする人々のなんと多いことか。

家に閉じこもっていては健康に悪いと、外に出るのは気持ちはわかる。

だけど、いまの状態を考えてほしい。

貴方たちが外でリラックスしている間、医療機関では休むこともできないメディカルスタッフが超ストレスを抱えながら人の命を救うために命を削っている。

他人事と思ってはいけないのではないか?

言い分はいくらでもあると思うが、一つだけ言えるのは、今、それ、しないといけないの?今、そこへ行かないといけないの?なぜ、なんのために?どうして?

よく考えてほしいです。

もちろん、これは全国の人たちにです。