ともほ じゃーなる

まいにち の ものがたり

東京オリンピックについて、関係者は正直に実情を話するべきだとおもいます

今週のお題「おうち時間2021」

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アンスリウム

東京オリンピックの開催が目前に迫っています。

聖火リレーも順次行われています。

一方で、医療従事者の2回目の接種が2割程度とか。

知り合いの薬剤師には、まだワクチンが回ってきていません。

私は思うのです。ワクチンを接種して効果が出るのが数週間先で、2回接種しないと最大効果が持続しないという状況の中、医療従事者ですら2割。いや知り合いの薬剤師はまだ接種していません。

オリンピックは8月でしたっけ?

各国選手は半月前から入国するんでしたっけ?

こんな状態では、来日する選手も、受け入れる地元自治体も、不安で不安で仕方ありません。

外出自粛、宴会自粛、イベント自粛と自粛三昧を国民にいう政治家、首長、行政幹部、それにマスコミの方々は、自分たちは自粛が出来ているんでしょうか?あっちの市長が宴会に出ていたとか、国や地方団体の職員が歓送迎会やっていたとか、どこかの居酒屋でマスコミ関係者が飲み歩いているとか、そんな話、国民の多くは既に知っています。

第2次世界大戦の時と、本当に似ています。贅沢は敵だと国民を行政とマスコミが煽り、国民同士を監視させておきながら、自分たちは裏でしっかり贅沢していた。徴兵だって間逃れていた。特攻のため多くの若者が命をなくす中、軍部上層部は国体維持には自分たちリーダーがいないとダメだとかいって、現場には行かなかった。

おんなじじゃないですか、今も昔も。

今、そういう特権階級意識のある方に唯一できることは、真実を公表することです。

国民はみんな分かっていますよ、オリンピックなんて、こんな状態ではできないことを。絶対クラスター起きますし、いま日本にはない変異株だって入ってきますよ。

そのリスクを押してまで、なぜしないといけないのか。国民は薄々わかっています。

IOCアメリカ巨大メディアからの賠償金が怖いだけでなく、オリンピックが開催されないとお金がもらえない広告代理店や企画会社など、政治と繋がっている企業が大損することを。

結局80年前の戦争の教訓を、私たちは生かせていない。

歴史は繰り返すといいますが、人間は何度も学習しつづけないといけない運命なのかもしれません。

私は、オリンピックを止めろなんて言いません。

ただ、今の現状を正直に国民や世界に話をするべきだと思います。

関連巨大企業が大損すること、損失補償をしないといけないこと、そして開催した時には予想しがたいリスクがあることを。

そのうえで、国民の声に耳を傾けるべきです。

それが、誠実な大人の対応というものだし、政治の本当の姿、責任だと思います。