ともほ じゃーなる

まいにち の ものがたり

JR西さんは気を悪くしないでくださいね

自分自身の体質の問題から、本日よりできるだけ新快速を利用しないようにしています。
理由は、最近歳をとったせいか、新快速によく酔うんです。

昨晩は、駅員さんに助けられる始末でした(JR明石駅のスタッフの皆さん、ありがとうございました)。
明石駅到着寸前に、立ちくらみというか、突然目の前に星がチラつきだし、視界がどんどん狭まって行きました。
人間、あのような事態になるとなぜか冷静で、「このままだと倒れるな、人にぶつからないようにしゃがまないと・・・」と思いながら、壁にもたれながら座り込みました。こういう状態のおっさんに対して周りの乗客の反応は極めて冷たいもので、「どうせ酔っ払いだろう・・・」程度の感覚で無視されました。これが女性だったら、年齢問わずに誰かが「大丈夫ですか」となるんですが・・仕方ないですよね。

全ての力を振り絞り、ドアが開くと同時にホームへ出た私は、出来るだけ邪魔にならないところに移動しようとしましたが、もう体が言うことを聞かず、最悪なことに手足がしびれ出してきました。「脳卒中!」というキーワードが飛び出してきましたが、とにかく動けない。人ごみが私を避けるように、右から左へ流れていく。悲しいという気分より、なぜ体が動かないんだ!という疑問が脳裏をめぐりました。
しばらくして、ようやく視界が戻ってきて、体も少し動くようになったので、近くのベンチに移動(しかも、移動できる最高限度の距離だったんです)。荷物を置き、頭を抱えて座っていると、青いジャンパーをきたスタッフが4名も飛んできて、駅舎の応接室に運んでくれました。
しばらくボー然とし、記憶も疎らだったんですが、30分ほどで意識もしっかり回復しました。
原因はわからないのですが、昨年の同じ時期の同じ時間に同じ現象を経験した私は、きっと新快速の揺れと過密状態だった室内の空気の悪さ、そして疲労が重なったんだろうという結論に至りました。
で、今日から、速度がゆっくりで揺れが少ない普通電車と快速電車を乗り継いでいます。30分ほど遅くなりますが、気分が悪くなったりしなくなりましたので、しばらくこれで通勤したいと考えています。

ある人の話では、三半規管が弱い人は、よくこのような現象になるということでした。
乗り物酔いはしない方だったんですが、年取ったせいかな・・・。