関西と東京から様々なルーツを持つミックスルーツなアーティスト達が集結し、音楽を通した体感できる多文化コミュニケーションを繰り広げる3時間のHIPHOPイベント「Shake Foward!2009」が、昨晩、神戸の上屋劇場(神戸ターミナルホテル横)で開催されました。このイベントはNHKの「ドキュメンタリー:日本の現場」でも紹介されるほど、たくさんの方から支持を受けているイベントで、なにより、売り上げの一部が地域の青少年の多文化コミュニケーション活動と恵まれない子ども達の教育援助に役立てられるとのことである。イベント開始の午後8時近くになると、会場入口は、どこから集まったんだろうと思うほど、色んな人が沢山やってきた。私は、HIPHOPライブが生まれて初めてだけでなく、これほどの多ルーツをもつ人が集まるのを目の当たりにしたのも初めてであった。ここには、国境というものがない。そう素直に感じられた。ここにあるのは、ただ、地球というフィールドだけである。色んなルーツの人が一か所に集まると、出身なんてなんて無意味なことだろうと直感的に感じることができた。
主催者のMixRoots関西のエドワード須本さんは、新型インフルエンザの影響でお客さんが少なくなるのではとかなり心配しておられたが、なんのなんの、午後8時過ぎには、沢山の人が集まった。それこそ、年代も、職業も、性別も、何もかもがMix!。これこそ、地球人の溜まり場って感じだった。
当日のDjは、結構有名な人も多く、DJが変わるごとに会場はヒートアップ!熱気と狂気に包まれました。会場の外では、アフリカンフードとCantina de Fusaeからトルティーヤとサルサの販売、そしてアーティストグッズや限定サイン入りポスターなども販売され、そこも人盛り。
とにかく、地球人とHIPHOPをガンガンに感じられた3時間でした。