ともほ じゃーなる

まいにち の ものがたり

高御位山で登り初め


特段、登山が趣味という訳ではないが、ここ数年、正月に田舎へ帰るたび、親類に引き連れられて高御位山(たかみくらやま)に登っている。
登山といっても300メートルほどの小山。頂上まで30分程度であがれる。犬を連れて登っている人や、幼稚園児連れの家族も見かける。
山は小さいが、周りに大きな山がないため、下からみると富士山のように見え、地元では播磨富士といわれる。頂上は、神戸から姫路までが一望できる自然の展望場となっている。ただし、写真の通り、断崖絶壁の場所が沢山あるため、高所恐怖症の方は、シャレ抜きでお勧めできない(そもそも、高所恐怖症の方は山登りをしないのではとは思うが)。
この山は、地域の伝承を取りまとめた播磨国風土記にも出てくることから、古代から地元の人に愛されてきたのではないかと推測できる。※出典「帆人の古代史メモ」
この小山、傾斜が結構きつい。よって小生は、先日買ったOlympus PEN Lite1を首からぶら下げ、途中で休みながらゆっくりと頂上をめざすのだが、その傍らを、中学生が富士登山駅伝のように、すごい勢いで走って登っていく。年の差なのか、そもそもの体力のポテンシャルが違うのか、そんな分析もしたくなくなるぐらい、元気のよい中学生だった・・・中学生だけのはずだった。中学生に続き、おっさんまで走って登ってきたのを見た小生は、ちょっと自分が情けなく感じた。
で、小生も奮起して休みを取らずに頂上まで登りきった。
おかけで、今日は、下半身が痛い。しかし、これぐらいで済んだ。しかも登山の翌日!まだ若い証拠かもしれない。
と、新年早々、自信過剰になる小生であった。
本年もご贔屓に!