古都京都には散策して楽しめる場所が沢山ありますが、雨の京都はより風雅な景色が広がります。
まずは、清水寺。
清水寺の入口となる仁王門です。
付近には奇麗な梅の花が満開でした。
この日は雨でしたので、花粉症の私は鼻がムズムズしないですみました。
周りにはツーショットで写真をとる人が沢山いました。相合傘でツーショット。なんとも微笑ましい光景でした。
雨の五条坂です。傘をさして着物をきた京女が似合いそうな雰囲気です。
足元が石畳なので、走るとすぐに転びそうになりますが、この雨でぬれた石畳の雰囲気、たまらなくカッコいい。
ちょうどこの後ろ側には土産屋が沢山あって、うちの坊主は、何を思ったのか仏様の真鍮の像をお買い上げになりました。
たぶん、あれって土産用じゃなく、家の仏壇とかに入れるご本尊用だったんでは・・・と思います。
しかし、子供の考えることは面白いですね。
散策と言えば天気が気になるところですが、この日は雨と言っても小雨。空気が澄んでいて、山には少しばかり霧がかかっていて、古都らしい雰囲気を醸し出していました。
清水寺は知っての通り、山の上にありますので、この日は当然、雨霧で霞んでいました。
かつて中国の西湖に行ったとき、やはりこのような雰囲気でした。水墨画の世界です、まさに。
春雨の京都旅行は、少し肌寒かったけど、今思うと情緒あってよかったのかもしれません。
清水の舞台は、やはり大きい。天気が良ければ、京都タワーまでずーっと見渡せるのですが、この日は駄目でした。
「春雨じゃ、濡れてまいろう」とは、月形半平太の名セリフ。国定忠治のセリフ「赤城の山も今宵限り」と並び称される有名なフレーズです。
しかし、この日、デジカメを持っている私にとっては、「濡れてまいろう」とは言えない気分。カメラが濡れないよう、拭き拭きしながら撮影しておりました。
さて、最近富士フィルムのHPを見ていたら、こんなカメラを見つけてしまいました。
FUJIFILM フィルムカメラ FUJI KLASSE W
- 出版社/メーカー: 富士フイルム
- 発売日: 2006/10/27
- メディア: エレクトロニクス
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かつて、私がカメラを始めた時、キャノンのこんな感じの単焦点レンズカメラを持っていましたので、懐かしくて懐かしくて・・・。
しかし、性能は当時のキャノンのものとは比べ物にならないようです。
さすが、富士フィルム。フィルムの良さを引き出すための技術を、この時代だからこそ世にリリースしたのでしょう。
デジカメ一色の現カメラ業界。富士フィルムは、ある意味勝負をかけてきたのかもしれません。
高級カメラのようですが、お金をためて一台買おうかな・・・。