2007-09-06 震度0 横山秀夫 人間て何なのだろう、そう考えさせられた小説でした。 舞台は、阪神淡路大震災の日のN県警。震災の日に、突如、ハエヌキエリートの課長が失踪する。真面目で実直な課長に何があったのか。誰も解らないまま、震災の朝の本部会議が終わる。神戸への応援部隊が編成される裏で、失踪した課長の捜索権を巡り、組織内の対立が始まる。更に、違う思索で人間の醜い争いも始まる。 そして最後に、事件の真相を知る意外な人物が本部会議に現れ....(´・ω・`)ツヅキ ハ ヨンデノ オタノシミ