ともほ じゃーなる

まいにち の ものがたり

ガンプラコレクション

今週のお題特別編「子供の頃に欲しかったもの」
〈春のブログキャンペーン 第3週〉

小生が小学生の頃、機動戦士ガンダム(ファースト)が人気絶頂でした。

そして、色々なガンプラ(1/144スケール)が発売され、子供はみんな、こぞって買い求めました。そのため、近くのおもちゃ屋はいつも品切れ状態でした。

 

RG 1/144 RX-78-2 ガンダム (機動戦士ガンダム)

RG 1/144 RX-78-2 ガンダム (機動戦士ガンダム)

 

 上記のような、ハイグレードなプラモはなく、可動部分が少なく、手足は前後しか動かない。当然、足首は自由に動きません。そのため、ジオラマにして飾るときは、足の付け根部分をライターで炙って柔らかくして曲げ、TVアニメの動きにできるだけ近づけるよう、作成にあたっては工夫をしたものです。

偽物もたくさん出ました。今の中国のニセモノ商品と変わらなかったように記憶します。箱は明らかに、粗末なコピー印刷で、プラモの部品は各パーツがきっちりハマらなかったりするのは、しょっちゅう。あげくに売りに来ている人は、町では見かけない「フウテンの寅さん」のような露天商。いわゆるパチモン屋(関西用語?)だったんでしょうね。それでも、みんなコゾッテ買い求めました。

そんな中、特にレアなプラモがいくつかありました。

 

 これ、アニメに出てこなかったものです。ガンダムブームの末期には、こんなプラモがバンダイから続々発売されました。しかも、ロットが少ないのか、地方の商店街のお店では、ほとんど入荷しなかったのです。

これを手に入れるため、お店に毎日通い、店のおばちゃんに顔を覚えてもらって、仲良くなり、最終的には「明日入荷するから、学校おわったら裏口においで」と便宜を図ってもらえる関係を築き上げました。今考えたら、あの時の小生の執念は、すごかった。ガンプラを通じて、私は大人へと成長したのかもしれません。

私は、仲良くなったおばちゃんから、商品を優先提供してもらっていたので、欲しいものはほぼ手に入れていました。考えたら、無駄な金を使っていました。親の金をくすねたりもしましたし。親に見つかって、激昂されたのを、今でも思い出します。

あれらのガンプラ、最後は爆竹で破壊しました。それを機に、私はガンダムから足を洗いました。なぜ破壊したのか、理由は覚えていませんが、中学生になる前に、なにか区切りがつけたかったのかもしれません。

 その経験からか、今は買い物している途中、「買いすぎた」と無意識におもうのか、自然と買い物欲望がストップする時があります。ガンプラの無駄使いの反省心が、私を暴走から守ってくれているのかもしれません。伴侶は暴走しっぱなしですが・・・・・・

 

 

 

 

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 どれが、嫁には役に立つだろう・・・・。