小さい頃、意味もわからず、お盆になるとお墓に灯篭をつけ、お盆の最後の日に灯篭流しをしていました。
小さい頃、故郷なんてものがなかったので(住んでいた実家が故郷という意味です)、帰省とも無縁。ゆえに、年に数回墓参りをする意味なんて、わかりませんでした。
時がたち、社会人として、家族を持つ大人として、実家を離れてくらす小生にとって、故郷というものの価値、墓参りをする意味が、この歳になってわかってきたような気がします。
今日、墓参りをしてきました。
盆入りとあって、多様な人達が墓参りをしていました。
大凡、田舎に不似合いなブランド服、靴を身につけた女性。80歳は超えようかというおばあさん。小さい子を抱えた家族。あきらかに朝から酒をのんでいたと思われる陽気な人。墓に花を手向け、じーっと墓石を見つめる男性。
今日、墓地には、いろんな人生を生きていらっしゃる方が、いろんな気持ちを持って、墓参りをしていました。きっと、自分の人生を振り返ることも、今日の墓参り出来たのではないだろうか、小生はそう思います。
皆さんは、お墓参り、終わりましたか?