ともほ じゃーなる

まいにち の ものがたり

上野のあなご飯

夏と言えば、土用の丑の鰻が夏バテ解消の滋養強壮食材として重宝されています。
しかし、私は鰻より穴子で夏を乗り切っています。味が鰻よりあっさりしていますしね。
穴子の美味しい店は日本全国探しても少ない。養殖ができない食材だというのも一つの理由でしょうか。
東京・日本橋なんかには良い店があるようですが、私が一番おいしいと思う穴子を出しているのは、兵庫・高砂にある下村の穴子。ここの穴子は絶品!噛めばかむほど味が口に広がります。最近では全国的に有名になっているようですね。
◆高砂下村商店のサイト

 
そして、穴子飯なら、広島・宮島口にある上野の穴子飯。

先日、宮島に行ったついでに食べてきました。
噂には聞いていましたが、しかしすごい人でした。受付で名前を告げてから店内の席に入れたのが40分後。
そして食事にありつけたのが、注文してから15分後でした。平日ですよ、平日。

店内は創業当時のままなのか、結構昔サイズの店内でした。
メニューは、穴子のしろ焼き、穴子飯の並・中・大。
しろ焼きは1,050円、穴子飯並が1,470円。
 

○これが、しろ焼き
一緒についてくる塩かワサビをつけて食べます。
しろ焼きの旨味を十分に味わいたいなら、塩を付けて食べてください。日本酒にぴったり合います。
店内では、グラス1杯100円で日本酒を出してくれます。酒店を並行して営業しているから、こういったサービスが出来るんでしょうね。
ワサビを付けて食べると、これまたワサビの風味によって穴子の風味がより引き立ちます。
 

○こちらが、穴子飯の中
タレは薄めでも味はしっかりしています。
といっても、穴子の味を食ってしまうような濃い味ではなく、ご飯にちょうど合います。
何倍食べても飽きないという味でした。
 
お店ではお持ち帰り弁当も売っています。また広島市内の三越百貨店の地下でも買うことが出来ます。
JRや土産物屋でも売っていますが、1日の販売量が決まっているためか、いつも在庫切れになっています。
 
宮島に行かれるなら、舟で宮島にわたる前にお店で予約しておれば良いでしょう。
飛び込みではいると、口にご飯が入るまでに1時間ぐらいかかると覚悟しておいてください。とにかく凄い人です。
 

※上野の玄関先にあるマスコット君です。来店者の記念写真のお伴になっているようですね。
 

うえの

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