ともほ じゃーなる

まいにち の ものがたり

啓蟄(けいちつ)

啓蟄にわが長風邪も出口あり(百合山羽公)

f:id:tomhoo:20180305200034j:plain

暖かくなって、土の中で眠っていた虫たちが動き出す季節。啓蟄

中国では驚蟄というらしく、今年は日本より1日早く、3月5日だそうな。

3月5日の日本は、春の嵐が吹き荒れましたな。朝っぱらから、春雷が轟いておりましたわ。台風並みの暴風雨が全国を駆け巡り、低気圧が日本列島を覆っていた本日、小生の息子は熱を出し、小生は頭痛がひどく、二人して休んでおりましたわい。

そんな中、嫁は仕事に。女性活躍社会って感じですな、よい時代になったもんだ。

啓蟄の日に、巣籠して頭を抱えていた旦那と息子のために、婆ば(義母)が巨大なハンバーグを作って差し入れてくれた。ああ、ありがたい。婆ばは料理が大変上手。嫁はなぜ、あの腕前を相伝しないのか、ばかたれ娘だわといつも小生と婆ばは言っているが、当の本人は、何とも思っていないからどうしようもない。

さて、今晩は久しぶりに眠りやすくなる薬を飲んで寝ようかな。低気圧に弱い小生、きっと自律神経がズタズタになっているから飲んで寝た方が良い。

では、おやすみ。

土筆の味

見てすぐる土手の土筆や蓬摘 (子規)

f:id:tomhoo:20180304212701j:plain

昔、叔母が自宅の畑で採取してきた土筆を、醤油炒めにして食べさせてくれたことがある。

小さかった小生には、正直ニガイだけであった。

叔母は、なんでも試したがる人だった。

考えたら、まだカメラが一般家庭に普及する前に、ニコンの一眼レフ「F」を持っていたし、一人で旅行に行ったり。今の「おひとり様」を楽しんでおられたようだ。

その叔母に似たのか、私もカメラをやっている。ただ、私の場合は、小学生の高学年からずっと楽しんでいるが。

料理をつくることも好きだ。ただし、嫁が厨房に入るのを大変嫌う。

結婚とは相手との譲り合いだと言う人があるが、自分ばかり譲っていると思うのは、きっと男の勝手だろう。

さて、今日は朝から、近所の河川敷に写真撮影へ向かった。

きれいに雑草がかられた土手に、土筆が1本顔をのぞかせていた。

春が来た。

そう確信した。

土手には、ホオジロとかヒヨドリが、虫や草の芽を突いていた。

来週は啓蟄。今年は暦通りに季節が動いているように思う。

東北や北陸は大雪で大変だろうが、きっと来週には春の足音が聞こえてくるに違いない。

続・カードの不正請求がやってきた~

BILL ITUNES COMからの請求に「?」だった小生。

今朝いちばんにカード会社へ連絡。

とりあえず、請求元に確認するので、しばらく待つように言われて1時間半。

コールセンターから言われたのは、アップルは、個人情報保護の観点から、顧客情報の問い合わせには応じないという回答があったこと、カード会社としては、そのことに異議申し立ての手続きをとり、今回、小生あてに出している請求金額は一旦引き下げること、カードの再発行を行うことだった。

アップルの言っていることは、意味が分からない。

小売販売会社とカード会社は、顧客の安全・安心な取引を確保するため、必要に応じて個人情報の照会をすることになっているのではないのか?

それを拒否してきたというのは、アップルの対応は横柄すぎやしないか、と小生は思った。

まあ、照会されても、端末がスマホでなければ、正しいかどうかの確認がとれそうもない個人情報によってつくられたアカウントしかないのに決まっているから、嫌なんでしょうな。

今回の不正利用による少額購入事件。皆さんも気をつけてほしい。

購入したことを自分が忘れたと思って放置したり、少額だからと気にしなかったりしていたら、もっと高額な商品を買われてしまって、取り返しがつかなくなる。だって、少額商品の代金は、カード会社からの正規のルートで支払ったという実績ができると、同じアカウントで高額商品を買われてしまっても、自分じゃないと主張しにくくなるではないか。

ということで、見に覚えのない請求がきたら、めんどくさがらずに、カード会社へ速攻に連絡しましょう。

f:id:tomhoo:20170321221340j:plain

( Photo  ' hyacinth ' )

お題「今日の出来事」

カードの不正請求がやってきた~

BILL ITUNES COMって名前で、240円と120円の請求が・・・

アップル製品すら持っていない小生が、んなもん、購入するはずがない。

持っているカードは、公共料金を引き落とすだけのものだったので、どこで番号漏れたのかな・・・

明日、会社を半日休んで、カード会社に電話しなきゃいけなくなった。

迷惑な話だわ。カード再発行になるから、公共料金関係先にも連絡しなくてはならないし。

これも経験といえば、経験。

明日を楽しもうっと。

f:id:tomhoo:20140709220858j:plain

 

2月27日に思ったことの記録

気になっている女性がいる。

3つぐらい年上かな?

笑顔が素敵。いつも明るい。優しいし、気配りもできる人。perfectだ。

笑顔が素敵な女性は、お得。男性が嫌わないから。

「嫌わない」ってのがみそ。好きじゃなくても嫌いじゃないというのは、味方になってくれる可能性があるから。かといって、ストーカー紛いの危険も孕まない。女性にとっては好都合なアイテムである。

だから、男性の小生から女性にできるアドバイスは一つだけ。

常に笑顔でいなさい。どんな容姿かは、実はあまり関係ない。すべての女性の笑顔に勝てる男は、この世にいない。

笑顔、それは女性の特権。

今の時代、男性も同じかもしれないね、女性が台頭している今の時代では。

f:id:tomhoo:20180227233424j:plain

気になっている女性は、一流大学を出て、一流企業の男性(たぶん)と結婚し、息子も一流大学。そしてお住まいはセレブが集まる高級住宅街。

ああ、雲の上の人だわ。

そうおもった瞬間、恋心は消えてしまうもの。

人間の心って、なんて儚くて無常なんでしょう。

けど、恋心は簡単に消えないこともある。消したつもりでも、くすぶっていて、突然ボッと大火事の火種になることもある。春一番が吹き荒れる季節だし、危ないかも。

諦めの悪い恋は、最後に成就することだってままある。ラクダが針の穴を通るよりは簡単なことだと思えば、恋心を捨てようとしているアナタには勇気が出ることだろう。

ついでに変なことを考えた。

人を「おもう」と言う場合の漢字には、2種類ある。

「思う」と「想う」。

それ以外にも、念とか、惟とか憶などがあるが、人を「おもう」場合、念じる以外は、この2種類。

人に対して「思う」場合は、親が子を思うとか、親思いとか、あの人の気持ちを思う、など、考えるとか思考するという場合に使う。

「想う」は、私はあなたの事を想っているとか、あなたは彼に片想いという風に、相手に対しての気持ちを表す場合に使う。

両方の漢字にあるのは「心」という漢字。

心は風や波のように揺れ動く。

心が揺れ動くときは、どんな時か。

感動したとき、心配になったり、ドキドキしたりするシーンに出会ったときである。

人が対象の場合、好きとか嫌いとか、嫉妬とか、そういう心の波がおこるケース。

心の波が大きくなると、それは「想い」になる。相手を想うのである。

好きだ!と大きな声で叫びたい!わたしの気持ちを分かってほしい!という欲求がでてくるのも「想い」が生じたとき。一方的に想うのが片想い。双方の気持ちが通じ合ったのが両想いである。

その「想い」が年数がたつとか、想う人が歳をとったりしながら成熟されたら、つぎは「思い」に昇華される。

思いには、想いほど、ギラギラした炎のような光瞬きはないが、なによりも、どんなことが生じても火が消えないぐらいの強さがある。

自分の気持ちを分かってほしいというレベルは過ぎ、ただ相手の幸せを思うのである。見返りのない思いをただ積み重ねていくのである。親が子を思うとき。妻が夫を思うとき。͡子が親を思うとき。尊敬する人のしあわせを思うとき。それが思いだと思う。

そして、「思い」と「想い」の間を行ったり来たりしている心がある。それが「愛」である。この漢字を分解すると、「心を受けている」と解釈できる。受け取る側が「思う」のか「想う」のかで、無償の愛になったり、親子愛になったり、夫婦愛になったり、恋愛になったり、愛憎になったり、溺愛になったりする。

ああ、長々と書いてしまった。

これが小生が2月27日に思ったことのまとめ。

明日は2月最後の日。

どんな日になるのかな。家族の事を思い、憧れの人を想いながら・・・おやすみなさい。

入籍記念日

2月26日。

この日に入籍したのは、単に大安だったから。

そのことを思い出したのは、今朝、(2月26日)我がデスクの卓上カレンダーの六曜日が目に入ったからである。

入籍記念日の朝は、毎年、きまってテレビや新聞などで今日の出来事として「2.26事件」が話題として出される。

それを見たり聞いて、入籍の日を思い出す我ら夫婦。結婚記念日とか誕生日とかバレンタインデーとか、男女の記念日は、いつの日か空気のごとく特別なものに感じなくなった我らにとって、年に一度、入籍した日だけは、ほんのりと思い出すのである。

家内は、女子力が欠けているようで、アニバーサリーが嫌い。小生は大好きな部類。

だから昔から、小生が考え抜いて買ってきた記念日用のプレゼントは喜ばない。

家内曰く、「特別なものは要らない」。昔から可愛げがなかった。ただ、当時は、そんなツンツンなところが妹みたいで可愛かったのである。ただアラフォーになって、お世辞でも喜ばないのは、単に可愛げのない大人。特別な日をプレゼントで祝うのは、なにも相手に喜んでもらうだけのためにするわけではない。特別な日は、二人が喜びを共感する日。そのことが、昔から家内はわからないみたい。ああ、性格の不一致って、こういうことなんでしょう。

美輪明宏さんの言葉を借りると、夫婦とはただ単に結婚契約している状態。相手の気持ちを考えずに我がまま言える相手と暮らすことではないということだ。相手を尊重する気持ち、わかりやすい言葉で言いかえると、相手に遠慮や配慮をする部分を残して、他人とは違う距離感で暮らす状態なのである。

こんなこと、家内に言っても聞く耳もたないでしょうね。諦めて徐々に家内と距離をおきながら、自分の心地いい時空を作っていく方が、前向きな対処法だと最近思う。

そういえば、

「誕生日プレゼント、いるよね」

大学時代にお付き合いしていた彼女は、ちょっとお姉さん風の言い方で、そんなこと言っていたような気がする。2人の弟がいる長女だった。同い年なのに、小生より随分大人だった。今頃、どこかの病院で立派な婦長になっているだろうな、きっと。

今日の日に、こんなことブログに書くなんて・・・。疲れてんな、俺。

そんなことを考えている、2.26。

家庭にも、世界にも、恐ろしい争いが起こりませんように。

f:id:tomhoo:20140826201335j:plain