いやー、ぼかし作業は難しいわ"(-""-)"
昔撮った写真を整理していたら、小学校の運動会の写真が出てきました。
これ、よくあるんですが望遠レンズで遠くのものを撮影すると、圧縮効果もあって全部がギュッとボケずに写ってしまう。困ったもんです。
で、一丁、PhotoDirecterで背景ぼかし処理をしようと考えたんです、どうぜ、地震速報で目覚めて眠れなくなったし。
まずは、編集のタブからエフェクトを選択。エフェクトには、白黒、セピア、色かぶり、ぼかし、の4つの機能がありますが、今回はぼかしを選択。
まずは、ぼかしの度合いを決めます。初期設定は、ぼかし量50になっているので、スライダーで加減していきます。画面は68。
そして、ぼかしを削るためのクリーナーブラシを選択し、ボケた部分のうち、くっきりさせたい部分を削っていきます。
画面をみたらわかると思うのですが、ボケの量が大きいと、「縁取り」も太くなってきます。ぼかし度は初期設定の50以下が適当だと思います。でないと、不自然な写真になってしまいます。ちなみに、ボケの縁取りもクリーナーブラシの加減をうまく使えば、気にならない程度に処理できるんですが、結構手間がかかります。
写真は、縁取りが気になったので、クリーナーブラシをかけた後で、ぼかし度を下げてみた状態です。68から49まで下げました。大分、自然になりました。ブラシをかけてからぼかし度を変更できるのは、結構便利でGoodです。
で、今度は、レイヤー機能を使って、ぼかし処理をしました。まずは、主人公を切り抜いてPNG保存します。※やり方は、過去の記事を読んでください。
そして、ぼかし処理した画像に合成します。しかし、元画像と違う形式で保存されるので、合成するために読み込んだら、元画像より小さくなった画像が挿入されるんです。なので、大きさを合わせるのに結構苦労するんですよね。
これが完成写真。なんか、微妙な仕上がりです。
ちょっと、背景のボケ量が多かったのかも。
どちらにしても、レタッチで画像加工しても、絶対的に限界があるってことですね。この写真も、ボケ量を少なくしたら、結構自然に見えるようになるだろうけど、やはり、写真は撮るときに、最大限の適正露出、適正構図、適正効果を確保していないと、いい写真にはならないということでしょうね。
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