ともほ じゃーなる

まいにち の ものがたり

人生は「運命」?それとも「選択」?

最近、なんだかイライラするんです。
理由は、色んなストレス。色んなが複雑に沢山あるから余計につらい。
周りの人が、皆、敵に見えたりします。もう重症です。
そんなんだから、毎日が辛いんです。人生を恨んでしまいます。
そんな時、以前買った本が、私を手招きました。
それが、「自分セラピー」という本です。

自分セラピー [セラピーシリーズ] (ムックセレクト)

自分セラピー [セラピーシリーズ] (ムックセレクト)

この本を読み返しながら、ちょっとずつ、理解できたことや感じたことを、ボチボチ書きこんでいきます。
☆☆☆
人生がうまくいかない時、誰かのせいにする事があります。
「朝、気持ちよく出勤できないのは、気の利かない嫁のせいだ」とか、
「自分が出世しないのは、社長の取り巻きと人事部のせいだ」とか、
「職場で集中して仕事できないのは、あの○○がいるからだ」など、書きだすとキリがありません。
人生がうなくいかない時、皆さんは、何のせいにしていますか?
☆☆☆
私は、これまで他人の言葉を聞かずに選択したことで、後悔したことが沢山あります。
大学入試、就職、転勤希望・・・などなど。
他人は、冷静に自分自身を観察しています。よほど意地悪なひとでない限り、相手にとって間違いのない評価を与えるでしょう(それと、自己評価のかい離はあるだろうが)。
そして、私は、こう考えるようになりました。「運命が人生を決める」と。
意地悪でない他人は、私に対して、一番誤りの少ない(実態とかい離が少ない)評価をするでしょう。
その評価を無視して自分自身が選択してきたものが、私の人生の中に沢山あるのですが、それらは後悔の山となっています。
☆☆☆
「運命に逆らったからだ」と思う時もありました。
しかし、柴崎先生の本を読んでビビッときました。
「違う選択したからといって、うまくいっていたなんて補償はされない」
☆☆☆
人間の成功って、人それぞれベクトルが違うんですよね。出世を第1に考える人、そこそこ出世を考えている人、毎日が楽しければいい人・・・。では、私のベクトルって何だろう・・・と、この本を読みながら思いました。結局、ベクトルって、極端な話、毎日変わる(ブレていく)。だから、選択に成功も不成功もないんじゃないのかと、思ったりします。
☆☆☆
柴崎先生は、「自分のしたい事を見つける」ことが大切だと言っています。
自分のしたい事なので、目標はぶれない。この場合の成功は、「目標達成」なわけで、「野望達成」ではないのですよね。
☆☆☆
人に選択肢を与えない人生運命論は、あるいみ生きる上で楽な考え方です。
しかし、選択をしないなんてことがありえるんでしょうか。
私たちは、会社や社会、人生の中で常に選択を迫られています。
選択の仕方一つで、人生が大きく変わるのではないかというプレッシャーが付きまといながら。
☆☆☆
選択を迫られた時、私たちは失敗しないように一番確実な選択肢を取ろうとしますし、結果、正しいことが多いと感じます。
しかし、それは「自分が納得」した選択でしょうか。
「自分のした事」だったのでしょうか。
☆☆☆
「自分のしたい事を見つける」
重みのある言葉だと思います。成功を収めても心が空虚であれば、意味がありません。幸せでないとも言えます。
「人の上に立って、権力を使って、世の中を動かす」というモチベーションを持っている人は、それを実現するためにあらゆる手段をとります。これも立派な「自分をもつ」ことだと思います。
ただ、こういう人には、嫌悪感をいだいてしまいますけど・・・
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☆☆☆
TPPが話題になっていますが、今の世の中、グローバリゼーションが叫ばれだしてからというもの、経済・政治・文化の軋轢が生じやすい時代に入っています。
攻撃的な人間でない人にとって、こんなに住みにくい時代はないでしょう。
しかし、柴崎先生のいう、「自分のしたい事を見つける」ことができれば、どんな時代だって生きることの意義が生まれるように思います。
「みんなと平穏に生きていきたい」と願うことが「自分のしたい事」なら、会社勤めの中にあっても過度な出世競争に執着するのではなく、いつかは田舎に移住して宮仕えから独立し、仲間をたくさん作って共同生活を送る計画を立てて、すこしずつ実行していく。こういう取り組みをすることで、その目標は実現していくのではないでしょうか。所詮・・・なんて言ってしまった瞬間、その未来は閉ざされてしまいますで、その言葉は禁句。この実現は、一見難しそうに思いますが、世の中には沢山のサクセスストーリーが誕生しています。モデルが沢山あります。
その他にも、蕎麦屋がやりたいとか、働かずして趣味三昧をしたいとか、やりたいことさえ見つかれば、そのサクセスストーリーが、日本の世の中にはたくさん転がっています。
だから、「自分のしたい事を見つけ」さえすれば、今日から、人生を描き換えることが可能です。
ちなみに、大橋巨泉って本当にすごい人だと思うんですよね。彼は、人生のデザインという概念を日本で初めて世の中に浸透させ、彼自身が実践している。本当にすごい人だとおもいます。
☆☆☆
選択をする人生には、運命に左右される瞬間があります。
そして、心が折れそうになることもあるでしょう。
だけど、だからといって、安易に自分の選択を捨てると、それこそ舵のない船のように、フラフラした人生を歩むことになります。
人生の成功のツールが船の羅針盤とすれば、人生の選択はキャプテンがあやつる舵。運命が風と嵐とすれば、その兆候さえつかめれば、また対処の仕方を「体で」覚えれば怖くなんてないし、利用だってできる。
☆☆☆
人生は「運命」?それとも「選択」?
答えは、両方。でも、人生を作るのは、「選択」。「運命」が近くにやってきていても、それを「選択」しなければ何もおこりません。そういう意味で、「選択」>「運命」なのでしょう。
自分とは何か、自分のやりたいことはなにか、自分の価値観はなにか、そして、人生の最後、自分はどう死にたいのか、これらを考えると、「自分のしたい事を見つけ」られるんだろうと思います。
ちなみに私のしたい事は・・・・・・・
自分セラピー [セラピーシリーズ] (ムックセレクト)

自分セラピー [セラピーシリーズ] (ムックセレクト)

自分セラピー 2 [セラピーシリーズ] (ムックセレクト)

自分セラピー 2 [セラピーシリーズ] (ムックセレクト)