終わりというものはない。始まりというものもない。
人生には無限の情熱があるだけだ。
始まりと思うのも自分、もう終わりだと思うのも自分。
終わりというものはない。始まりというものもない。
人生には無限の情熱があるだけだ。
始まりと思うのも自分、もう終わりだと思うのも自分。
今週のお題「読書の秋」
以前、茂木健一郎さんの「幸福になる「脳の使い方」」を読み、人間を苦しめる悩みや辛さは、脳活動の結果だということを知りました。
随分前に読んでいたのに、人間って忘れるんですよ、大切なことを。
今回、仕事上の事で色々苦しいことがあって、自分自身が極めて傷つき立ち直れそうもなくなりました。
そんなとき、この本が手元に舞い降りてきました。
実はこの本。1か月ほど前に図書館で予約していた本でした。
借りてから3日間。通勤電車の中で読み切れました。
人間の脳みそは色々な機能が満載されているのは周知のとおりですが、それをコントロールできないところが、厄介なところです。
この本で紹介されているデフォルト・モード・ネットワークという脳回路。
脳が意識的な活動をしていない時に働く脳内ネットワークで、内側前頭前野、後帯状皮質、けつ前部、下頭頂小葉などから構成されています、といっても、具体的にどこなのか、わかりませんよね。下のリンク先(週刊ダイヤモンド)を参考にご覧ください。
このデフォルト・モード・ネットワーク。脳の消費エネルギーの60~80%を占めていると考えられています。
ということは、ぼーっとしている間、デフォルト・モード・ネットワークが無意識下で働いているということですね。
では、デフォルト・モード・ネットワークの活動で、私たちがどんな影響を受けるかというと、
仲良くするのに時間をかけよう—
それが幸せへの道だ。
夢を見るのに時間をかけよう—
それが君の荷馬車を星につなぐ。
愛し、愛されるのに時間をかけよう—
それが神々の特権だよ。
あたりを見回すのに時間をかけよう—
利己的になるには一日は短すぎるよ。
大笑いするのに時間をかけよう—
それが魂の音楽だよ。
【イギリスの古い祈り】
※写真:花キリン 花言葉「逆境に耐える」
大きな台風が通り過ぎた日本。
災害にあわれた皆様、心中お察しいたします。
ここ10年ぐらいで、毎年、風水害のニュースを普通にみるようになりました。
そんな暗いニュースばかりでは気が滅入るので、今日は「台風一過、秋が来ぬ」をテーマに、一枚の写真をアップします。
敬老の日の月曜日。
台風が通り過ぎ、朝空をみあげると、久しぶりに澄んだ青空が、頭上から落ちてきました。
早朝の町内清掃で一汗かいた小生、義父母と嫁息子を連れて植物公園に出かけました。
台風の影響で草木がグチャグチャになっているかと心配していましたが、なんの、雨で洗われてかえって綺麗になっていました。
雨風は、このエリアではそれほど厳しくなかったようです。
花壇に目を向けると、秋桜が咲き始めていました。
考えたら彼岸も過ぎ、いつの間にか季節は秋になっていたんですよね。
逆光で輝く秋桜は、本当に美しい。
この写真を撮影したのが、ちょうど14時頃でしたので、日差しが一番きつくて撮影には向かない時間帯でしたので、すこしとばし気味に露出を設定して撮影しました。
逆光に輝く秋桜はいいですね。癒されます。
相手に押されているとき、
自信のない時は、
しばしの沈黙に耐えられません。
押されていると思うと、その場の空気に負けて、
言わなくてもいいような話をしてしまうものです。
そして深みにはまっていくのです。
自信のなさという墓穴です。
極端に言えば「相手が話さないのならこちらも」と思うくらいの強さが必要です。
【出典】
こころが疲れた時、傷んだ時、立ち直れない時。
いつも大原敬子さんの言葉に助けられます。
お会いしたことはありません。
声を聴いたこともありません。
ただ文字を通じて、私の迷える心を導いてくださいます。
1997年に出版された、この書籍
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「こんなことをしたら、皆が驚くだろう」
「こんなことができたら、皆がすごいと思うだろう」
「あなたは素敵ね、といつも言われていたい」
皆を驚かすこと、人々から称賛を浴びることを目的に生きているあなた。
なぜなのか、自分で知っていますか。
「愛」がほしいあなたは、いつも、人の称賛という形で愛をもとめているのです。
ですが、そうすると、自分の満足がなくなります。心の安らぎがなくなります。
そうしてなぜか「空しさ」だけが心にのこるのです。
「何をしてもつまらない」と。
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この書籍にかかれた大原さんの言葉の一部分です。
愛は人が生きるための源泉です。
これは、大原さんが別の本で書かれた1フレーズです。
10年ほど前、厳しい上司に日々プレッシャーを受けていた時、大原さんの本に出合いました。この言葉は、日々を嘆いて暮らしていた当時の私の心にグサッと突き刺さりました。
私には愛が不足している?
嫁からの愛?親からの愛?
いや、自分から自分への愛が一番足りていなかったのかもしれません。
その私に、活字を通じて愛を与えてくださったのが、大原敬子さんです。
大原さんの言葉の一つひとつが、人が生きるために必要な知恵であり、例えるならそれは駄々をこねる子供が大人になって独り立ちするために必要なことを教えてくれる親の愛、そのものです。
今のあなたに必要なのは、これよ。心配しないで、きっとうまくいくから。
活字を通じて、そのように言ってくださる。
私にとって、大原敬子さんは、まだ見ぬ人生の師匠です。
人生に幸せがほしいと思うなら、もしあなたが虹をみたいと思うなら、雨を我慢しなくては。
ドリー パートン