昨年、一輪だけ花を咲かせた我が家のクリスマスローズちゃん(庭に直植え)。
葉に勢いがなく、虫に食べられ放題だったので、薬をやり、土を入れ替えて気にかけてきたクリスマスローズちゃん。
今年は、なんと二輪の花をつけました(笑)。
昨年に比べたら株も二回りぐらい大きく成長したので、ちょっと期待していたのですが、もう少し頑張らないとだめみたいです。
さて、今日もダイエットをかねてカメラを携えて散歩に出かけました。
いつもの散歩道にはオオイヌノフグリやナズナ、ホトケノザが咲きまくっていましたが、今日の散歩では、この子が気になったので写真に収めました。
タネツケバナです。稲のモミを水に漬けだす頃に勢力を伸ばすことから、昔からこの名前で呼ばれているようです(漢字では種漬花と書くようです)。
十文字に開く白い花は、人の目線からは白い点々が集まった雑草の塊にしか見えませんが、マクロレンズで寄って見ると、こんな風に見えます。
この写真は、花とカメラの間が30~40センチぐらいです。背が低い草なので、この子を撮るのには、這いつくばるようにしてカメラを構えないといけません。周りから見たら、結構あやしい人に見える状態です(笑)。
今日なんて、この子を撮影している途中、散歩中のトイプードルに吠えられまくりました。飼い主は、中学生ぐらいの女の子でした。私と目が合わないようにしながら、犬をグイグイ引っ張って去りました。怪しかったんだろうな、きっと。
雑草ばかり撮影している私ですが、映画「植物図鑑」の主人公のように、雑草の名前をスラスラ答えることができません。
そのため、撮った写真をみながら、前に紹介した平野隆久さんの本で調べて植物の名前を確認している次第です(恥ずかしいです)。
そんな私は、今日、図書館で新たな雑草の本を発見しました。
- 作者: ひきちガーデンサービス,曳地トシ,曳地義治
- 出版社/メーカー: 築地書館
- 発売日: 2011/06/07
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 2人 クリック: 7回
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この本はすごいです。雑草の名前の由来や性質を解説しているだけでなく、スズメノカタビラのような駆除に苦心する雑草の抜き方なんてのも書いてあるんです。
(雑草のスズメノカタビラといっても、こんなに素敵な写真になるんですけど・・)
(OLYMPUS PEN-PL1sに接写リングと望遠ズームをつけて撮影)
そして作者の曳地さんは、こうも言います。雑草は抜くのではなく刈るのだと。なんの事かわからないと思いますが、要は駆除するのではなく、雑草も上手に庭造りに活用するということです。
発想の転換ですね。それだけではありません。除草剤の使い方や雑草の効用、お隣のガーディナーとの付き合い方なども(笑)。
なかなかおもしろかったので、庭の雑草抜きが苦行だと感じる方は、一度お読みください。買うのがもったいないと思う方は、近くの図書館へどうぞ。
- 作者: ひきちガーデンサービス,曳地トシ,曳地義治
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