ともほ じゃーなる

まいにち の ものがたり

春の赤穂城にお越しください

年末になると、やたらテレビに映りだす「忠臣蔵」。吉良上野介と大石蔵之介の話はあまりにも有名です。
元禄繚乱と言われたアノ事件の後、赤穂城は他の家に改易されますが、現在では、大石神社を初め、赤穂にゆかりある人たちの記憶を見ることができる場所になっています。

この城は最初から天守閣がなかったようで、天守閣にあたるところが本丸御殿とよばれる建物だったようです。
現在では間取りが地面に作られているだけで、当時、どのような建築物だったかをうかがい知ることはできません。
ただ、きれな庭園が復元されており、当時の生活の様子を少しばかり垣間見ることができます。

庭園には大きな池があります。ただ魚は棲んでいません。水苔だけが一面張り付いています。復元した状態を正確に保つためでしょうか。
その付近には、奇麗な桜や木蘭が咲いていました。

ここは風の吹き込みが少ないためか、桜が満開になっていました。
他の場所は、まだまだ6〜7分咲き。来週には散り始めることでしょう。

紫色の木蘭です。これはこの花が最後かなと思うぐらいですので、来週には花は全て落ちているでしょう。

城内はとても広く、半日は十分楽しめると思います。特に、花見、宴会を企画する方にはうってつけの場所でしょう。

近くの大石神社は、人形供養や水おみくじもあります。是非、一度、赤穂へお越しください。

赤穂城について