ともほ じゃーなる

まいにち の ものがたり

ホンダの3車種で悩む

今乗っているポルテさん。

12年目で8万キロ超。

tomhoo.hateblo.jp

まだまだ元気なのですが、春の雹被害でボディーがボコボコに。

直そうかとも思っていますが、車両保険で直すぐらいなら買い替えてもいいかなと思うようになってきました。

そこで、近所のホンダカーズさんに出かけて相談しようと考えています。

出かける前に少し予習をと、ホームページで簡易見積もりしてみました。

予算は税込、諸費用込みで250万円前後。

カーナビは、オートバックスで購入することを前提に見積もりには含めていません。

逆に、フロアーカーペットは純正にしました。オートバックスで購入することも考えましたが、車内用にデザインされたものは、安全面からも重要だからです。

ということで、

 

FITクロスターは、価格的にもハイブリットにできました。

WR-Vは、元々ガソリン車のみ。

フリードは、一番やすいガソリンモデルで。

ここで気がついたのですが、ホンダはベース車でも、内装や装備が思いのほかしっかりしていること。

トヨタと日産を乗り継いできた私にとって、オプション選びは煩わしさの一つでしたが、ホンダは、オプションアクセサリーは多いものの、基本機能がしっかりしていてグレード差で残念な気持ちになることが少ないです。

その分、他社に比べて乗り出しの割高感は否めません。

試乗したりカタログで情報を見ていけば、その訳がわかる話なんですけど。

新車購入に向けて、車雑誌を見ながら悩むお父さんと娘

例えばフリードは、対抗車のシエンタなら230万円でハイブリッドが買えます。

一見するとフリードは割高。しかしよく装備を見ると、このシエンタは2列シートの5人乗車版。この辺りは、トヨタの販売戦略の上手さです。

経験上、トヨタ車を買うときは、中間グレード以上を選択しないと、なんとなくモヤモヤしてしまう。

しかしホンダは、ベース車(一番したのグレード)でも、いいじゃない!となるんですよね。

真面目なホンダらしい売り方、やり方です。

さて、この3車種を簡単に比較してみましょう。

  1. 価格とコスト

    👉WR-V Zグレードは、230万円台の中級価格帯ですが、快適装備が充実。

    タイ生産の製品をインドへ製造ラインを移管して製造、日本へ輸出しています。

    円安で今後も価格変動の可能性があると思いますが、この内容で200〜250万円で買えるのは、メーカー努力の成果だと思います。

    受注も好調のようで、多くの家族にとってハッピーなカーライフに繋がっています。

    👉Fit e:HEV クロスターは、ハイブリッドモデルを選択。リッター30に迫る燃費が自慢である反面、ガソリン車と比べると価格は高いです。

    ロスターは、外見だけがSUVという訳ではありません。サスペンションはSUV用を用意。車内シートは撥水加工と、ちゃんとSUVとして使えるようになっています。ルーフレールは、マイナーチェンジを機に標準装備になりました。

    FIT初期型はフェイスルックに賛否両論があり、販売低迷の要因とも言われていましたが、後期はどのシリーズも一般的に評判良くなりました。

    👉6月末に発売された新型フリードは、どのシリーズも品質がさらに高まり高級車になりました。その影響で、乗り出しが250万円からと、一般ご家庭では手に届きにくいゾーンになってしまいました。

    その一番下のランクにラインナップされるガソリンモデルは、3列シートで6名乗り。これが、なかなか評判がいい。

    ホンダの車は、いわゆる「お得に見える価格用の車種」は、最近ありません。

    2列目がキャプテンシートだし、アームレストも標準で付いています。

    スライドドアは、両側パワースライドですし、使い勝手がいいです。

  2. エンジンと燃費
    3つの車とも、1.5L DOHCエンジンを使用しています。
    Fit e:HEVは、ハイブリッドなので、燃費が非常に良いです。
    ガソリンエンジンで特色なのは、高回転領域では、キックダウンするCVTシステムになっているところです。YouTuberの話をまとめると、速くはないけど乗っていて楽しい気持ちにしてくれるとか。ホンダサウンドを楽しめるように調整されているようです。
    FITのe:HEVも、アクセルをベタ踏みするとキックダウンする演出があります。ただ、高速移動の時以外は、エンジンが発電するモーターで動く車なので、あくまで演出です。
  3. 装備と安全性
    全グレードとも、Honda SENSINGやCONNECTなどの先進安全機能やICT機能が搭載されています。
    ここで特出なのは、WR-Vは、Zグレード以上はフォグランプが標準装備であることや本革ステアリングになっていること。インドでのWR-V(エベレスト)は、高級ラインに位置付けられているので、車内装備を充実したい人は、Zグレード以上を選択することをお勧めします。
    FITとフリードは、だいたい欲しいものが標準で付いていますので、あとは好みで追加する形になるかなと思います。ただ、純正品、特にナビ関係は高いです。トヨタのようにオーディオディスプレイが標準で付いているのではないので、ここは購入金額を抑えたい人には、かなり熟慮を重ねたほうがいいです。
    ちなみに、ホンダのオーディオディスプレイは10万円近い価格ですが、ディスプレイは綺麗との評判です。ただ中華製です。これが機になる人は、パナソニック製のカーナビを選択するか、オートバックスで取り付けてみましょう。ちなみに近くのカーズさんは、カーナビ持ち込みOKにしています。
  4. スタイリングとサイズ
    この中で一番小ぶりなのは、フィットです。次にフリード。最後にWR-V。
    見た目が豪華のは、WR-V
    所有して長期間満足できる飽きないデザインは、フリード
    国産車にはなく小さなフランス車のような雰囲気を醸し出す個性的な車は、FITクロスター

さて、どの車をチョイスするか。この悩みが続く間は、とても楽しい。
車のディーラーで試乗をする日本人の娘と、見守る日本人の父親のイメージ

今回、ポルテを長期間利用してきて感じたことは、燃費が良くて小回りが利き、尚且つ車内が広い車は、遠出することが多くなるということです。

長距離ドライブは、サイズも排気量も重量も大きいほうが乗り心地も良くてベスト!との声が多くありますが、その場合は、ディーゼルエンジンが前提になります。

燃料費は断然、ディーゼルの方が安いからです。高速運転も、ディーゼルはトルクフルなので、運転者は疲れにくいとの評価をよく聞きます。

ハイウェイサービスエリアで、車中泊を楽しむ東洋人の父親と息子のイメージ

しかし車が大きくなればなるほど、駐車スペースや狭隘な道路で困ることが多くなりがちです。また同乗者に運転を代わってもらう場合、やはり取り回しの良い車がベストになります。しかし小さな車になると、車内空間が狭くてゆったりと出来ない

なので、ポルテは最強の車だった訳です。後継車のROOMYも、車内空間は広々しています。こういう車、なかなか販売台数は伸びないようです。ちなみに、ポルテもROOMYもダイハツ生産(OEM)です。ダイハツは車内空間の作り方が上手いですから。

今の車を購入してから10年以上の月日が経ち、ハイブリッドやEVが当たり前の時代になりました。その分、車の価格も上昇してしまいました。今の若者たちは、ほぼリース感覚で高級車を乗っているようです。何年か経てば、ディーラーに車を返して新しい車に乗り換える。今という瞬間だけ考えれば、かなり手軽な手法です。

車が動産であっても資産であった40年前とは、もう時代が違う。

車が必要でない人も多くなっています。

私は、車に乗ってアチコチ行くのが好きです。楽しいです。幸せです。

なので、自分が買える範囲で、一番気に入って使い倒せる車を選ぶことになりました。