ともほ じゃーなる

まいにち の ものがたり

端的に言いますと

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会社員で50歳前後となると、役職云々関わらず指導的、牽引的な役割を期待されます。もし50歳前後の会社員が同様の発言をすると、企業として仕事を任せられません。それは、仕事は一人でするものでなく、多くの人を束ねないといけないからです。束ねてもらう人には、千差万別の人生や考え方、嗜好を持つ多くのスタッフを束ねてもらう必要があり、そのためには少なくとも大多数の人から好印象なり、尊敬なりを持ってもらえる人間性が必要となります。

岡村さんは芸能人です。なので、今回の発言は一人事業者として活躍される芸能人として、居酒屋で話すなり、特定の人と話すなり、そういう環境であれば誰も何も言わないでしょう。

しかし今回は公共の電波を使って発言を拡散してしまいました。

公共の電波は、ニッポン放送という会社、吉本興業という会社が協力して番組を作りあげ、全国に流すメディアです。その公共の電波の利用者(受信者)は、1億2千万人の全国民です。

すなわち、この公共の場で、「経済が落ち込めば美人が風俗に来る」などという公共の福祉にとって極めて不愉快で、極めて不適切で、かつ色々な事情があって風俗で働かざるを得ない方の気持ちをまったく汲み取っていない幼稚な発言は、大多数の方にとって容認できないわけです。大多数が容認できないということは、公共の電波を流しているニッポン放送、大衆を客とする興行産業の吉本興業にとっても容認できないのです。

しかも年齢、ステイタスとも、多くの芸能人の模範とならないといけない岡村さんです。自覚が足りないという甘いものでなく、組織的には不適当な芸能人ということになります。

かつての芸能人、大物と呼ばれた人たちの中には、これより酷い発言をしている方もいました。しかし、そういう人は徐々に消えていきました。今も昔も、このあたりは変わらないんだと思います。

今後岡村さんがどうされるのかは知りませんが、今回の発言は将来にわたって消えません。消えないということは・・・・そういう事です。矢部さんもフォローしていますが、かれは2Weekだけ支援しましたね。それが彼にとっても、家族にとっても、吉本興業にとっても、最大限できることなんだと思います。残念ですが・・・。

お題「気になる番組」