お金儲けは素敵なことです。それは、社会にとっても素敵であることが前提です。
社会にとって困るようなお金儲けは、お金儲けとはいいません。
火事泥棒というのです。
マスクの転売、代替アルコールの転売。おそらく雨合羽も転売している人がいるでしょう。
今の経済は、戦時下経済と同じです。
物資不足が生じると、かならず出てきます。
経済学的には、闇市も社会経済を補完する経済活動ですが、闇市は結局、同じ穴のムジナしか集まりません。
先日、道路で1箱4千円のマスクを売っていました。
どういう筋の方か知りませんが、普通は立ち寄りません。怖いですし。
でも、欲望を抑えきれない人は立ち寄っていました。
そういうムジナが、そういう闇市に集まるのです。
今はネットの時代。闇市に行くことは、昔と比べてアクセスしやすくなりました。
そんなムジナたちのいる場所へ足を踏み入れるには、かなりの覚悟が必要です。
カード番号は抜き取られていませんか?
本当の住所や名前を知られても大丈夫ですか?
あなたの勤め先を知られても大丈夫ですか?
なにげなく登録した基本情報は、ムジナたちの手元にも取引先情報として提供されます。
いつの時代も、自分を救うのは自分。家族を救うのは家族。
そういう意識を持つことが、非常に大切だと思います。