今週のお題「運動不足」
先週月曜日に、お腹がニブくいたいので、近所の総合病院に行きました。
初診は内科でした。
そして診断は、腹膜炎の疑いΣ( ̄ロ ̄lll)
さすがに驚きました。
歩くとズキズキと腹部右下が痛んだのですが、ドラマとかでみるような転げまわるようなことが無かっただけに、本当かなと思ったぐらいです。
その後、外科に転科し、精密検査を受けることになりました。
そしたら、虫垂が結構炎症して大きくなっていて、Dr「薬で抑えることはできるけど、たぶん再発する可能性あるよ。もう切っちゃう?」。
ここまでフランクではないとしても、結構軽い感じでカンファレンスが始まりました。
嫁も横にいたので「入院するか」と言った瞬間、Dr「じゃー、一時間後にオペね」と。
えー!準備間に合うの?と思ったけど、地域の2次救急を担う病院なので、常にオペの臨戦態勢は整っていたようで、隣の部屋に移って、着替えて、ジョリジョリ剃られて・・・
手術室に入るとすぐ麻酔。そして記憶飛ぶ。気がつくと2時間後になっていて、どうやら病室。あっという間でした。
手術は腹腔鏡手術だったので、術後回復は早かったです。手術の次の日から歩いていましたし。手術後3日目には痛み止めも飲まなくなりました。すごいですよ、ほんと。
で、気になってきたのが医療費。初めての入院だったので、感覚的にどれぐらいになるのか分からず不安でした。
とりあえず生命保険屋さんには連絡して、診断書の様式を送ってもらい、嫁は入院担当の事務員と高額医療費制度の相談。そこでの話では加入している保険組合から高額医療保険証なるものを発行してもらって病院に提出すれば、高額医療費制度の上限額までの請求で済むみたいでしたが、私も嫁も、医療関係に若干足を突っ込んでいた(嫁はing)関係で、月末月初に病院の医事課をイライラさせるのもなにかと思い、保険組合に還付請求することにしました。
で、虫垂炎の手術で、7日入院。さーどれぐらいの費用がかかるのか!3割負担といっても、結構高いはず!
と思っていました。
結論、18万円。
えっ?こんなものなんだ。
気がつきました。総合病院の手術は10年ほど前からDPC(包括診療制度)が導入されていて、手術の種類によって診療報酬が固定されているのです。なので、大昔のように、○○先生が趣味で新しい薬や糸を使って、それがまるまる請求されるなんてことないんですよね。
海外だったら、ゆうに100万円は請求されるところです。ちなみに明細書をみたら、虫垂炎切除術だけなら10割負担で20~30万円ほどのようです。
日本人、とくにシルバー世代の人たちは理解されていない方が多いようですが、この国の医療は高度なのに安いんです。すべて皆保険制度のおかげ。厚生労働省、医療従事者、地方行政の皆さん、そして保険組合にブツブツ言いながらも保険料を納めている国民によって支えられているんです。だから、コンビニ受診をしてはいけないんです。
「今日朝、のどが痛かったから来たけど、この診察おわったら、近くのショッピングモールで買い物しよう」という声が聞こえてきました。自分たちの大切な保険料を大切に運用しないといけないんじゃないでしょうか。こういう話をすると、調子が悪いのに病院いって何が悪いとか、保険料払っているからと損得で話をする人がいますが、程度の問題、レベルの問題、そもそも民間の保険と仕組みが違うこと、考え方が違うこと、共助のシステムだという事に気づいて欲しいです。
日本の生協の父、賀川豊彦氏はこう言われました。「ひとりは万人のために。万人はひとりのために。」崇高なお言葉だと思います。この言葉を聞き、読むたびに涙が出ます。共助を言い表した最高のお言葉だと思います。
で、話は運動についてなのですが、この1週間の入院で、体重変わらずだったのは良かったのですが、どうも筋肉が大きく落ちたみたいです。タニタの体脂肪計で今朝体重を測った際に判明しました。
お腹の傷が癒えるまで、腹筋とか無理。
さて、どうやって筋トレしようかと頭を悩ましているんです。
だれか、よい方法あれば教えてください。