今週のお題「紅葉」
11月なのに、結構暖かい日が続いています。
とはいっても、朝夕は冷え込んできたので、紅葉が進んできました。
今日は、近所のフラワーセンターで紅葉狩りをしてきました。
機材は、ニコンD3300と純正レンズ2本(キットレンズ)とタムロン90㎜マクロSP。
今更なのですが、紅葉を撮影して気付きました。ニッコールとタムロンって、味付けがかなり違う!ということを。
(ニコンD3300+ニッコールズーム55-200㎜(キットレンズ)で撮影)
タムロンは、かなり被写体を明るく撮れる味付けです。明るいというか、軽い。キャノンのレンズに近いように思います。それもあってか、タム9をポートレートに使用するケースもネット上では見かけます。あか抜けた色を出す味付けに思うので、「あり」だと思います。
一方ニコンは、色が重い。黒が締まる。コントラストと解像度の高い表現力を持っている、そう思います。
紅葉は、ニッコール向きだと思います。桜とかひまわりは、タムロン。
ニッコールは、報道でよく使われています。フィルム時代は、モノクロームフィルムで撮影した時に抜群の解像力とコントラストを出していたように思います。今はデジカメ時代ですから、写真をPCで加工することを思えば、色付けをすべてレンズに寄りかかることはありませんが、それでもレンズの特性を180度変えるようなレタッチは、オリジナルデーターを潰すようなものなので、やはりレンズの持ち味、特性をよく知ってからレンズを買うとか、撮影に臨むとかした方が良いように思います。
同じ被写体で同じ設定で撮影したデータがありますので、ご覧ください。両メーカーの特性、方向性がはっきりわかります。
(ニコンD3300+ニッコール55-200㎜(キットレンズ)で撮影)
このように、ニッコールは重く、タムロンは軽いタッチの写真に仕上がります。
タム9は、なぜかニッコールで撮影するより、全体的に明るく撮影されます。レンズのF値が高いからかもしれません。
これから考えると、小生の場合、晩秋はニッコールの出番ということになりそうです。
そして更に、ニッコール40㎜マクロを買おうかな・・・と迷い出しています。
昔からニコンを使っていたというのもありますが、この渋い色、好きなので。
オリンパスのズイコーの色も好きです。あちらは寒色系の色が素晴らしい。
レンズ沼にハマりそうです、今年の秋は・・・。
(ニコンD3300+ニッコール55-200㎜(キットレンズ)で撮影)