ともほです。
学生さん、夏休みがスタートしましたね。
ああ、うらやましいっす。
夏休みは何も考えずに過ごしていると、すぐに終わっちゃいますよね。
何事もスタートが肝心!ってことで、夏休みの予定がまだない人々へ、こんな事してみたら?っていうことを提案しちゃいますね。
【思い切って、東南アジアに一人旅!】
東南アジア諸国も、ここ10年で経済発展しました。一昔前なら、治安どうこうの前に、水とか食べ物とかトイレとか、日常生活部分で不安なところが沢山ありましたけど、今はほぼ主要都市(首都)の外国人旅行者が泊まる施設なら、問題ないようです。
テロとかが怖いと言われますが、中東のような状況ではありませんし。
ただ、スリとか詐欺とかの被害にあう可能性は日本より高いと思いますので、外務省の海外渡航情報を読んだうえで、ご自身が大丈夫だとおもったら、この夏休みにプチ冒険旅行してみては?
東南アジアに行くなら、タイのスワンナプーム空港がハブになりますので、一度タイのバンコクに立ち寄ってから、ベトナムとかミャンマーとかに行くのがいいかもしれませんね。
【座禅】
日々忙しく過ごしていると、心が乱されて精神的に参ってしまいますよね。
心だって風邪ぐらいひくんですよ。
風邪をこじらせたら大病になるので、やはり休息が必要です。
心の風邪を治すには、睡眠と休息が絶対必要ですが、もうひとつ、心の整理も大切です。
悩むということは、考えすぎることでもあるので、悩まないようにするには、考えすぎないよう心の中を整理する必要があります。
そこで、座禅です。
どこでできるかというと、大きなお寺では、座禅体験をしているところが結構あります。そこに行くのもいいでしょう。京都の比叡山では、初心者向けの座禅体験があります。
そこに行くことができない方は、兵庫県新温泉町の安泰寺(曹洞宗)の住職、ネルケ無法さんのHPをご覧ください。
(安泰寺のネルケ無法和尚(安泰寺のHPより))
彼曰く、「ただ座禅したのでは、なにもない」ということですが、要は自分を捨てて、ただ座禅にゆだねてこそ座禅にいたり、自分が自分になるということだと思います。
私の実家は曹洞宗なのですが、曹洞宗のお坊さんって、なんだか力が抜けているのに柔軟性と剛健性を兼ね備えているというか、激しい炎のようでなく線香の灯なのに、太陽より熱いという表現の似合う人が多いと感じています。
ネルケさんは、まさにそうです。
彼が日々取り組んでいることは、仏教界のレボリューションの一つだと思います(詳しくは、「ネルケ無法」でググってください)。
相撲界に白鵬が登場し、角界を進化させているように、仏教界も、彼をはじめとした新しい人材が進化を促し始めているんだろうと思います。
【1週間、なにもしない】
とくに社会人の人で、心が疲れている人、「私って、ひょっとして鬱?」と感じている人は、とにかく休むことが大切です。
鬱は、脳の機能が低下している状態です。十分な休息をとって脳を休ませることが、なによりも大切です。全くしないで数週間休息がとれたら最高です。なにも考えずにぼーっとする。それが心を回復させる「治療」です。間違っても「自分はこんなに怠けていていいのだろうか」などと思わず、「休むことが治療」だと認識して休むことがなによりも大切です。
仕事が気になると思いますが、考えてみてください。周りで自由気ままに海外旅行へ行っている人を見たら、結構仕事をほったらかしています。それでもいいんです。会社って、そんな状態でも回っているんです。会社の人に迷惑をかけたくない気持ちはわかりますが、それよりもアナタの健康と命が、なによりも尊いのです。そうでしょ?某大手の広告代理店の過労自殺の問題にしても、結局、会社ってなにもしてくれない。そんなものなのです。会社や周りを恨んで自分を責めてもなににもならない。会社と周りから自分を少し引き離して自分を回復させることが何よりも大切です。もっと自分を大切にしましょう。人生80年の時代です。1週間ぐらい、自分のために休息をとったって、閻魔様は怒りはしませんよ。
ここまで読んでも、まだ不安な方は、美輪明宏さんのお話をお聞きください。
【図書館で本を漁り読む】
図書館は多くの人が利用する施設ですが、精神的に孤独になれる場所でもあります。
クーラーが効いていて、静かで、机と椅子があって、新刊本から雑誌、絶版のものまで、多種多様な本があります。まさに街のオアシスです。
小説を読むのもよし。趣味の研究をするのもよし。資格勉強するにもよし。なんなら、図書館に通い詰めて色んな情報を漁り、それをネタに毎日ブログ更新するのもよし。最近はPC使用OKの図書館も多くなっています(起業支援している図書館では、PC使用を認めているところもあります)。
なによりも、お金がかからない(正しくは、みんなの税金で運営されているので、利用者も気が付かないだけで費用負担している)。
【ただ毎日、海に行く】
海と言っても、海水浴場ではありません。
ただ岸壁に行って、ぼーっとするのです。
沖縄の海 波の音と映像 その4 Relaxing/Healing
長い休みが取れると、人は旅行とか資格勉強とか意識の高いことをしたがります。
これは、日本の教育が、常に人間は努力して進歩をしないとダメだという布教活動を永遠としてきた結果、私たちの心の奥底に植え付けられた思考習慣が、そのようにさせているだけです。
世界の人々のバカンスの話を聞いてみてください。
毎日、街にトレーラーでホットドックを売りに来ているオジサンが、突然店を休業して世界一周旅行に出かけたりするんですよ。会社を長期間休んでトレーラーハウスで全米をまわる人だっているのです。
そういう発想、日本人なら退職後にならないと出てこないでしょう。だから、せっかくの休みまで自己啓発をして脳みそを苦しめる必要なんてないんです。
脳みそを休めるには、海風と波音がいい。
個人的感想ですが。
一定のリズムの波音に合わせるように、海風が体を包む。
1時間、2時間、3時間・・・本当に時を忘れます。
これこそ、究極の癒し効果。そう確信しています。
何もすることが無い方、意味なく、海へ行ってみてはいかがですか?
波音だけを聴くだけでも、癒されます。
いかがでしょう。
夏休みになると、皆さんは旅行や温泉に行きたがります。多くの人はストレス発散になると言っていますが、旅行から帰ってきたときの疲労感を味わうと、果たして・・・・と思います。
夏休みに予定がない人は、特に意識高い系の予定など立てず、せっかくの休みを、自分の心と体を休めるために使ってください。
では、よい夏休みを!