ともほ じゃーなる

まいにち の ものがたり

宮崎駿のルパン

昨晩、久しぶりに宮崎駿のルパンをみた。
多くの人は宮崎駿のルパンを評価しているが、実は私は大嫌いだ。
宮崎駿が嫌いと言う訳ではない。紅の豚ハウルは大のお気に入りだ。
では何故宮崎駿のルパンが嫌いなのか。
それは、あのルパンはルパンではないからだ。
もともと、ルパンはキザなセリフを簡単に言うヒーローではない。ましてや、自分のした善意を人に見せるような事はしない。
宮崎駿のルパンを否定しているのではない。しいて言うなら、あのルパンは未来少年コナンの大人版だと思う。
あれは明らかに原作を超えたルパンであって、しかも多くの方が評価するルパンであるが、私は嫌いなのだ。
わかってもらえにくいが、私の気持を別の形で表現すると、宮崎駿が描くサザエさんに違和感を持つような気持ち悪さがあのルパンにはある、そういう感じだ。