ともほ じゃーなる

まいにち の ものがたり

チャップリン 独裁者

今週のお題「ふつうに良かった映画」

 

独裁者 [DVD]

独裁者 [DVD]

 

 チャップリンが凄いのは、コメディーの中に、ちゃんと観衆に対するメッセージが繊細な表現で盛り込まれているところ。中でもこの映画のラストシーンは、大好き。現在の不穏な世界に住む私たちは、彼のメッセージに耳を傾け、反省しないといけないと思う。


great dictator speech charlie chaplin - YouTube

独裁者はチャップリン初のトーキー映画。しかし、無声映画的な楽しみも盛り込まれている。床屋でのハンガリー狂詩曲にあわせたシェービングのシーンは、無声映画のエッセンスがしっかり入っていて、私の一番のお気に入りシーンである。


ハンガリー舞曲のヒゲ剃り - YouTube

近年の映画は、CGを多用した視覚的刺激の強い作品があるが、言い方は悪いが、ファーストファッションよろしく、見たら、はい終わり、というものばかり。

そういう映画が多い中で、20年ほど前に公開されたフィールドオブドリームは大変よい映画だったが、アメリカ野球の黒歴史を知らないと、のめりこめない。私にとっては、消化するのに時間がかかった映画だ。

そういう意味で、チャップリンの映画は、いつ見ても、見た後に余韻が残る。無声映画で頂点をつかんだ彼だから、映像、ストーリー、表現など様々なポイントで、観客の心に残る作品を作ることができたのだろう。

写真の世界でいうと、モノクロを征した写真家の写真。モノクロを征するものは写真を征すると、誰か言っていたっけ?なんでも、シンプルなもので、きちっと道を究めないと、本物の道にたどり着けないということなのかもしれない。

ちなみに、写真の世界でいうと、この人の作品が、私にとっては手本。

Africa

Africa

  • 作者: Mia Couto,Lelia Wanick Salgado,Sebastiao Salgado
  • 出版社/メーカー: Taschen America Llc
  • 発売日: 2007/10/31
  • メディア: ハードカバー
  • 購入: 4人 クリック: 267回
  • この商品を含むブログ (7件) を見る
 

サルガドさん。この間、TEDで見かけた。お元気でよかった。