ともほ じゃーなる

まいにち の ものがたり

コメダ珈琲のひみつ

名古屋のコメダ珈琲、関西にも上陸して、益々勢力を伸ばしています。
http://www.komeda.co.jp/index.php

名古屋モーニング図鑑

名古屋モーニング図鑑

名古屋珈琲の特徴は、フードのボリュームとオマケの多さ。
ダイエットを試みている小生にとって、禁断の珈琲店だが、最近近所にできたのを知って、行くか行くまいか迷っていたが、不可抗力で入ってしまった・・・。
連れ合いと入った小生は珈琲のみにし、連れ合いはケーキとミルクコーヒーを頼んだ。
で、出てきたのは、少し多めのコーヒーとケーキだった。他の客が頼んでいるフードを見ると、まあまあのボリュームだったので、そう驚かなかった。まあ、姫路市の地元にあるムッシュという喫茶店の気が狂ったようなボリュームに比べると、ベホマベホマラーほどの違いはあると思う(わからない人には、わからないと思うので、スルーしてください)。
で、家に帰ってコメダ珈琲のHPをみてビックリ。
同じコーヒーなのに、価格が地域によって違うのだ。
http://www.komeda.co.jp/contents/n_menu.php
マクドナルドも地域で価格設定を変え出している。
確かに、客数や地域の所得差を考えたら、当然のことだろう。これまでは、海外と国内で価格が違うのは当然と思ってきたが、とうとう、国内でもその傾向が出てきたのかと、ちょっとショックだった。
今までは、都会で沢山の人がお金を払った分を、採算の悪い田舎に回していたのかもしれない。逆に、都会の経常経費を田舎も含めたスケールメリットで、都会の投資の分を緩和していたのかもしれない。
しかし、今の状況は、明らかに人口減少が激しい田舎での暮らしが、今後は高コストになっていくことを示し出しているのかもしれない。今後、郊外に住めば、コストが安いという幻想は、消えるのかもしれない。
里山資本主義  日本経済は「安心の原理」で動く (角川oneテーマ21)

里山資本主義 日本経済は「安心の原理」で動く (角川oneテーマ21)

藻谷さんが、里山資本主義という本を書いている。これは、経済書籍というより、今後の私たちの生き方を考えさせてくれる内容であり、メリットをもって田舎で暮らしていく方法などが紹介されている。
この里山資本主義は、地域で得られるものを上手に生かして生きようという趣旨だったと思うが、今後、都会からやってくるサービス業の利用料が上昇してくるとすれば、益々、この里山資本主義の考えを重視していかないといけないと思う。
しかし、こんな時代がくるとは・・・未来はやはりわからないものである。