ともほ じゃーなる

まいにち の ものがたり

日経新聞の記事から

就活にしゃしゃり出る 困った親たち
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記事は長文等の関係で掲載できませんが、かいつまんで書くと、
○就活セミナー(会社説明会)に親がやってくる
○親が一杯質問をするので(たとえばTOEICが必要かとか)、企業側も困っている
○親から、息子が面接に行ったら業界に向いていないからやめるよう説得してくれ、と頼まれる
のような親が増えているという内容です。
まあ、一部のクレージーな親だと思いますが、このような方たちの存在自体は容易に想像できますね。私が就職活動していた20年前でも、面接を落ちた企業に親が電話したなんて話、聞いたことあります。
どうもここ20年ぐらい、こういった類の話が消えません。なぜなんでしょう。
こんなブログを見つけました。
〜カウンセラー発 すぐに役立つ心理学講座
*1
核家族化が進んだ社会的環境において、子と親の密接な関係が濃厚になっていくにつれ、こういう親や子が増殖してしまった、そういう事なんでしょうか。治療という言いかたが良いかどうかは別にして、この問題は案外根が深いように感じますので、そうそう簡単に改善できないし、まして一部のこうした人達を社会的に「矯正」することが、はたして善であるのかどうかという問題があるように思います。
結局、こういった人間が増えている現在を生きるには、こういった人達と関わった時に、できるだけその人間の「性質や背景」を理解して、適度な距離を保ちつつ関わっていくことが大事、それに尽きるのかもしれませんね。

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*1:根本裕幸氏 カウンセリングサービス所属カウンセラー、兼神戸メンタルサービス所属トレーナー