カレーに納豆かけたら悪いか?

人生、仕事、感動した書籍について、写真とともにブログってます。

ショートストーリー

ー東京の事
数ヶ月ぶりに東京へ出張した
出張先は、永田町
相変わらず、あちこちにポリがウロウロしている鬱陶しい街だ
会議が始まるまでに1時間ほど時間があいた
修学旅行気分で国会議事堂に行ってみた

駐車場には観光バスが山ほど止まっていた
まだ、朝9時だべ?
ほとんど小学生だった
国会議事堂があるだけで、エライ経済効果だ
大阪副都心が実現したら、中之島の建物が副都心国会議事堂になるんだろうか
会議が終わった
案外早く終わったので、少し散歩することにした
永田町から皇居まで歩いた

ランニングしている人にやたら出会った
そうか、東京マラソンが近いのだ
この街には、いつの間にか健康マニアが増えた
かつては、金で何でも解決する奴らで溢れていた街なのに
時代が変わると、街がこうもかわるのか
変わらないのは、ポリの多さと鬱陶しい街であることだけ

ー東京の飯の話
会社の上司が昼飯に誘ってくれた
財布の中身は心細かったが、まあ何とかなると考えた
行ったのは、中華料理屋
店員は皆、中国人
オーダー取る時以外は、中国語で会話していた
きれいな姉さんがキャッシャーにいた
全く笑わない人だった
「キャッシャーのミタ」と勝手にあだ名をつけた
料理も材料も上等ではないが、普通に旨かった
かた焼きそばのあんかけに、葉っぱもの、スープ、杏仁豆腐がついていた
ボリュームはあった
会計になった
550円
東京は、いつの間にこんなにデフレになったんだとびっくりした
神戸で食べたら700円は下らない
ただ、味は神戸の方が、断然旨い
かつて吾輩が生息した17年前の東京では、どんなにまずくてもワンコインで飯が食えたのは、マックだけだった

バブルがはじけた
20年が失われた
その間、円高とデフレは進んだ
給料はあがらなくなった
可処分所得が減った
飯の値段は、可処分所得に連動した
だから550円なのかもしれない
変に納得した

ー新幹線の事
今日の東京出張、始発の新幹線に乗った
女の子2人をつれたお母さんが乗っていた
女の子は、一人は赤ちゃん、一人は幼稚園ぐらい
少しグズりはあったが、おとなしかった
お母さんはきれいな人だった
脳裏に記憶された

帰りの電車
女の子のグズる声が聞こえた
誰だろうと、ちょっと見てみた
朝の親子だった
というか、お母さんの顔を覚えていた
人の顔なんてすぐに忘れる吾輩
普通なら、絶対思い出さない
しかし、メモリー不足気味の吾輩のフラッシュメモリー頭に記憶されていた
現金なものだと、自嘲してしまった