ともほ じゃーなる

まいにち の ものがたり

タカカン

巷には、色んな商品があります。
コンビニに行けば、新製品からロングセラー商品が所狭しと並んでいます。
売れない商品は、2週間ほどで世の中から駆逐される事もあるとか。
そんな中、私の知り合いから、こんな商品の名前を聞かされました。
「タカカン」
皆さん、お分かりになります?この商品が何かが。
これは、略称です。知り合いにとっては、常識のワードだそうです。
答えは、

宝CANチューハイ。
CANチューハイのパイオニア的存在です。
宝のホームページを見ると、発売が1984年。
しかし、開発がはじまったのが1982年。2年もかけて、このお化け商品を作ったようです。
開発ストーリーは興味深い内容のですが、スペースが足りないので公式HPでご覧ください。
宝のHP
タカらカンちゅーはいのタカカン。
知り合いは、こう言い放ちました。
「チューハイって言ったら、タカカンに決まってる。ん?なぜかって。飲んだらわかる。最近、色々果実いれたチューハイがあるが、ほんまのチューハイの美味さがでてない。タカカンは、アルコールが高くて辛い。あれがうまいし、余計な味付けしてない。」
しかし、楽天市場のチューハイランキング(週間:2011年10月29日)では、29位。
そんなに、「あれしかない!」って感じの人気ではない。
というものの、それだけ力説するんだから、飲んでみなきゃと、夕食のお供にタカカンを添えてみました。
宝 CANチューハイ レモン 350ml缶 350ml × 24缶
とりあえず、喉を潤すために一口。
アルコール度数8%。
辛目の味付けが心地よい。そして、シチリア産レモンの切れ味と「純」でおなじみの宝の焼酎の美味さのバランスが素晴らしい。いつ飲んでも美味い缶チューハイだ。
食事を進めるとともに、二口、三口とタカカンが喉を潤していく。
そして、気がつきました。
この辛目の味が、食事にぴったりなのです。
知り合いがいっていた「最近の色々果実・・」云々の意味は、晩酌時にザクロや桃の入ったチューハイが飲めるのかってことだったんです。
カクテルっぽいチューハイは、ご飯をまずくさせますね、たしかに。コーラ飲みながら味噌汁は飲めないのと同じですね。
その点、タカカンは辛目でスッキリ。たしかに、こう考えると、どんなシーンでも飲み続けられるチューハイというのは間違いないですね。
知り合いにこのことを言ったら「今まで、何を考えてチューハイ飲んでたんだ。気付くのが遅い」と言われてしまいました。
1984年にリリースされて27年あまり。愛され続けるロングセラーのパイオニア商品の凄さに、今更ながら気付かされた小生。
今日は、ロング缶を飲みながら、「はてなDE日記」をご機嫌で書いています。
なので、誤字があってもゴメリンコ・・・