ともほ じゃーなる

まいにち の ものがたり

世界を知る力

寺島実郎さん。テレビでしか知らなかった人の本を、始めて買って読みました。
タイトルは「世界を知る力」
世界を知る力 日本創生編 (PHP新書)
2009年にも、このタイトルで発売されていますが、今回読んだのは、最新作の「日本創生編」。
中身は、当然のごとく、震災後の日本とこれからの未来についてであります。
テレビでのお話を伺っていると、経済社会についての評論が多かったと思いますが、この本では、多岐に話題が飛びます。
浄土宗・親鸞の話も飛び出します。これが記述されているところで、なぜか私は涙が出てきました。
評論家の本は、難しそうだと思う方もおられると思いますが、寺島さんのコノ本に限っては、そうではありません。今、この種類の本をたくさん読むことは、今この瞬間に日本に生きる人にとって、非常に意義のあることだと思います。無関心であってはいけない時期だと思います。また、行政に頼ったり、誰かに任せたり、マスコミの薄っぺらい情報だけで判断するのではなく、自分で見て、自分で考えて、自分で発見して、自分で決めて、自分で行動しないといけない時代だと思います。そして、なによりも、隣にいる人達と理解し合って、ともに幸せをつかむように行動しないといけない、そう気づくべき時代だと思います。
是非、読んでください。そして、自分自身で、今の日本のことを考えて、理解して、どうしたらいいのか判断して、行動してみませんか?
この本で、私はそう思うようになりました。是非、お読みください。

世界を知る力 日本創生編 (PHP新書)

世界を知る力 日本創生編 (PHP新書)