ともほ じゃーなる

まいにち の ものがたり

なぜココまで管直人は嫌われるのか。

大変な時期である。
これまで、頑張れ頑張れのメッセージを、あちらこちらに書いてきた。
大変な時に、大変な人の背中に鉄砲を打ちこむような事はしたくない。だから、あまりネガティブな事は書きたくなかった。
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しかし、今日は少しだけ書きたい。
なぜ、管直人はここまで嫌われているのか。
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田原総一郎氏のブログに、「管災」という言葉が出てくる。マスコミからは「イラ管」といわれ、自民党と小沢・鳩山一派は、管おろしのための秘密会議に熱中している。なぜ、ここまで嫌われているのか。
原因は、どうも彼の性格のようだ。
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今、官邸の誰もが多忙を極めており、ストレスをためこんでいる。一番ためこんでいるのは、枝野さんだろう。管首相も当然ストレスを抱えている。
こうした状況下では、上司が部下を感情で叱りつけることがよくある。
このような時、本当は組織のOBや重鎮が諌めて、組織全体のモチベーションを下げないようにするのだが、民主党にはそういう人材が少ない。渡辺さんや藤井さんがいるが、どうも管さんが嫌っているし、彼らも彼を手に余している様子だ。元自民の野中さんあたりが民主党にいたら状況は違うだろうけど。
つまり、管首相は、ストレスをかかえ、一人ぼっちなのである。
そこに「イラ管」が付いて回るので、誰も近寄らない(行くだけ自分の精神状態を狂わせてしまうからだろ)。
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私は管直人に会ったことがないので、想像でしか書けない。ただ、誰もが口をそろえて言うのは「怒鳴られた」だの「聞く耳を持たない」だの「独断的」だの「思いつき」だの・・・。
生年月日占いでもしたら面白いかもしれないが、する前から結果がわかるような気もするのでやめておくが、とにかくコミュニケーションが下手のようだ。
今、管おろしを行って得をする政治家はいないだろう。
管おろしを下手に手掛けると、やけっぱち解散をしそうな気がする。
被災者と原発問題をそっちのけでである。
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どうも今の状況は、70年ほど前の日本にそっくりな政局に見える。
違うのは、軍事蜂起がおこっていないことぐらい。
関東大震災から復興していく中で、金解禁のタイミングを誤って世界恐慌にのみこまれ、大衆政治家の不甲斐なさから軍事国家へと進んでいった、あの時代にそっくりだと思いませんか。
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今回の地震で、ちゃんと活動できた組織が1つだけあった。
アメリカ軍と連携して果敢に緊急活動をした「自衛隊」である。
危機管理は、自衛隊だけできていた。そう感じませんか。
地方行政も結構連携できていたとおもう。全国知事会の動きは早かったし、全国のドクターヘリやDMATが被災地にすぐに入った。政府からの要望がある前から準備できていた成果だと思う。
しかし、一番はやくうごき、一番的確に対応できたのは、自衛隊だった。
大変誇らしいことだけど、大変心配なことでもある。
政治家がシャキッとしてシビリアンコントロール下で動けていたのなら問題ないが、今回は、結構、自衛隊は「分散型拠点システム」により初動体制がとれたのではと感じている。三沢がダメなら、次の指令本部は小松・・・というやつだ。
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発災時、自衛隊が目に見えない危機に対し、つねにシュミレーションを頭でしながら対応していたのに比べ、きっと官邸を含め霞が関国会議員はテレビを見るのに夢中だっただろう。何をしていいのか、自分に課せられた責任も感じないまま、一視聴者になっていたのに違いない。
その後、事態の恐ろしさに気が付いて初動しはじめたものの、リーダーが「イラ管」である。
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こんなこと書きたくないが、管ぴゅーたーは、今回に限ってはミス演算をしたとおもう。そして、フリーズしたあげく、お前の操作がわるいと周りにおこり散らしているのだと思う。
書きたくないが、彼はリーダーを自らおりなければダメだろう。自分の器をよく見極めて、後塵を拝してほしい。日本のためにも、そうしてほしい。