ともほ じゃーなる

まいにち の ものがたり

シルバーウイーク

天高く晴れ渡りたる秋色の 楓はあおく銀杏(ぎんなん)少なし紅葉狩りには少し早かったのですが、秋空の余りにも清々しいのに惹かれて住まいの近くにあるフラワーセンターへ家族とともに出かけました。シルバーウィーク期間中は、テレビで報道されているとおり、高速道路沿線は渋滞続きのようです。しかし、少し高速道路から離れた田舎の施設はガラガラです。これも高速道路休日割引の影響でしょう。おかげで、新型インフルエンザを気にする必要もないぐらいに入場者も少なく、よってゆっくり園内の植物を楽しむことができました。
       紅葉狩りには早かったのですがコスモスは満開でした。『薄紅のコスモスが 秋の日の何気ない陽だまりに 揺れている この頃 涙もろくなった母が 庭先でひとつ 咳をする 縁側でアルバムを 開いては 私の幼い日の思い出を 何度も同じ話 繰り返す 独り言みたいに 小さな声で こんな小春日和の 穏やかな日は あなたの優しさが沁(シ)みてくる 明日(アシタ)嫁(トツ)ぐ私に 苦労はしても 笑い話に 時が変えるよ 心配要らないと 笑った』さだまさし秋桜(コスモス)の歌詞です。山口百恵が歌ってヒットしました。今の若い人たちには、いきものががりの秋桜の方がなじみがあるかもしれません『星の瞬く世界にも 君の声は無力だろう 息を殺し奪う想いも 苦痛を来たすだけ 張りつめてる狂った状況 誘惑に耐えるのが日常 つぶらな瞳に惑わされる そしてまた日は沈むの 恐れるは繰り返す嫉妬 あなたには見えないでしょう さらけ出す機会を待って 見上げた空には三日月が浮かぶの 不埒な柵をほどき あたしの胸は疼きだしてく 不敵な笑みに埋もれた その愛は嘘だわ 離れぬまま 届かぬまま 動かぬ愛は溶けるでしょ 気付かぬなら 忘れ得ぬなら 無理に押し殺すあたしの気もそぞろ I just say yes, I just say yeah』20年以上隔たりある世代間で曲のテーマになっている秋桜(コスモス)ですが、やはり、さだの曲は悪く言うと暗い(@_@)まあ、そこが好いんですけどね。さだと言えば、深夜ラジオのDJとしても有名だった方で、最近ではNHKの深夜特番でもときどき見かけます。私は、さだのラジオ世代の少し後の人間なのですが、それでもさだの伝説はよく知っています。私の少し前の世代はAMラジオ世代で、私の世代はFMラジオ世代です。AMラジオ世代は、さだまさし谷村新司笑福亭鶴光笑福亭鶴瓶あのねのねが全盛期のころで、私たちFM世代は、小林勝也から始まるDJ全盛期です。特に関西地方ではヒロ寺平が有名で、伝説のお笑いDJのSHINGOさんもいました。しかし、今の世代はi-Podとインターネット世代になったせいか、AM,FMともリスナーが減少しているようです。私は今でもラジオ派なので、次回のアップ時には、少しラジオの魅力について書いてみたいと思います。