ともほ じゃーなる

まいにち の ものがたり

EO光

関西だけの話であるが、ケーブルテレビと光ネットと電話をあわせて、1ヶ月6千円程度で済んでしまうサービスを提供しているのが、ケイ・オプティコムという会社(関西電力)で、関西のインターネット業界を席巻中という話。
大体、ケーブルテレビでインターネットと電話をつけると、1ヶ月8千円ぐらいかかり、たががテレビとインターネットをするだけで、年間10万円も使ってしまうことになります。ケイ・オプティコムにしても、年間8万円ぐらいかかるが、しかし2万円は大きい。
大体、日本は通信費が高すぎると思う。携帯電話は、ようやく月額基本料金千円プランが出てきて(その分、本体が高いけど)適正化してきたなと感じる一方、インターネット環境は相変わらず高い。機械の維持管理費等等でコストがかかるのは分かるけど、やっぱり高い。
月額8千円といえば、貧乏学生の1週間分の食事代に相当する。これが、インターネット普及を阻害している原因だと思う。ネット検索なら、携帯端末でもできるわけだし。
不景気なさなか、こうした通信費を削る家庭は多くある。しかし、IT業界で飯を食っている人々にとってみれば、一般家庭の皆様にはどんどんネットを使ってほしいわけで、失業率を減らし、いっそうの労働市場の拡大のためにも、インターネットの更なる普及が必要であると思う。
そこで、ちょっと考えた。
今度、ETC割引が拡大される。どこまでいっても千円というやつ。私は、法案が通ったら真っ先にトヨタへ行ってつける予定である。設置助成金も出るし、TSカードをつくれば、キャッシュバックも受けられるし、なんといっても、何処まで行っても千円だし。不景気な最中、インターネット料金が高いと思う私が、すぐに飛びつく我が家の機能向上のための支出が、これである。
インターネットも同じだと思う。一ヶ月千円でブロードバンドが使えれば、飛躍的にITを媒介した市場が拡大すると思う。モラルの問題や犯罪等、問題は多いが、離島にいる人が、東京や大阪の人に商売できる環境が整うことは、絶対に経済的効果が大きいと思う。しかも出資金がすくないので、ベンチャーのインキュベーションにも役立つ。
よって、政府関係者の皆さん。是非、1ヶ月千円でブロードバンドが使えるような制度を作ってください(経済産業省さん。お願いね)。