ともほ じゃーなる

まいにち の ものがたり

これが雇用対策なのか?

夜明けは遠いか

昨日、麻生首相経団連に対して、非正規社員の雇用確保と賃金値上げを要望したとのニュースがあった。
組合申し入れじゃないんだし、もうちっと前向きな意見が言えないものか?
今日本に必要なのは、内需拡大による貨幣流動の活性化と、減税等による消費動向の向上ではないのか?
景気対策というと、公共工事の拡大が思い浮かぶが、労働者の多国籍化が進む中、公共工事で投資した資金が海外に流失することが十分に考えられる。すなわち、現在の景気対策としては、日本国内で、国籍、生活者やビジターの区別なしに、消費者の購買意欲を向上させることでの内需拡大と、それによるマネーサプライの正常化が必要だと思う。お金が回りだすと、自ずと税収も増え、増えた税収で未来への投資も、過去の負債にも財政出動できるというものである。

素人の私でも、こういった発想ができるのに、麻生首相、アナタの景気対策経団連の申し入れですか?あなたは解散総選挙は、今の世界情勢では混乱をきたすので行わない、景気対策に専念するといっているが、いったい何をしようとしているのですか?一家庭あたりへの給付金とか、経団連への申し入れって、何なんですか?国民は利口ですよ。総理のやっていることをよく理解していますよ。

もう少し、深く景気対策なり、政策なりを考えてください。自分で分からないなら、野中さんなどの大先輩から知恵を借りるなどすればいいと思います。
総理の席に座る限り、その責務をきちっと果たしてくれますこと、国民は注目しています。