ともほ じゃーなる

まいにち の ものがたり

盛者必衰の理

有名な「平家物語」の一節である。

この一節を亀田家とTBSに贈りたい。

今日、亀田大毅に一年間出場停止処分の裁定が下ったようだ。

亀田家は、父親筆頭に、テレビの前での過激なパフォーマンスを繰り返しにより世間の注目を浴び、その人気から、業界からは、人気低迷のボクシング界における救世主のような扱いを受けてきた。

さらに、マスメディアが仕掛けた宣伝戦略も功を奏し、世間は亀田家を持ち上げた。
ボクシング試合は高い視聴率となり、亀田兄弟がでるバラエティー番組は、大きな反響を呼んだ。

しかし、やりすぎた。
案配という言葉があるよう、物事には適量が必要である。
今、亀田家は崖淵にたっている。これまでの素行を反省してほしい。

なにも亀田兄弟だけでない。TBSも反省すべきである。TBSは記者発表で、試合の実況アナウンスが亀田寄りだったとの苦情電話があったことに触れ、アナウンサーの感情移入があったために、ああいう実況になったと釈明した。
バカ言え!である。
亀田家を開拓して、こんなモンスターに仕立てておいて、試合を盛り上げるあらゆる事をしておいて、世間の論調が怪しくなったら、こんな事をいう。言うなら、もっとまともにコメントしろといいたい。この言い訳は、政治資金の流用は秘書がやったので、わしは知らん!と同じレベルである。アナウンサーの私見がコメントに入ろうが無かろうが、テレビでアンタんとこのアナウンサーが喋った事は、TBSがコメントしたのと同じである。そんな事も分からない会社なら、早く三木谷に買われてしまいなさい。
日テレがジャイアンツの応援するのは、アナウンサーの私見か?フジがヤクルトを応援するのは、ディレクターの趣味か?
違うでしょって言いたい。

亀田家もTBSも平家物語を読んで、考えを改めた方がよい。