カレーに納豆かけたら悪いか?

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寅さん

山田洋次監督が、中村勘三郎主演の映画を撮ると言うニュースが、今朝流れていました。山田洋次監督と言えば、寅さんを始め、多くの作品を送り出してきた方ですので、今回の作品もきっと楽しく感動の作品になるだろうと期待しております。

小生、映画好きと豪語出来る程の作品鑑賞をしている訳でありませんが、今まで観た作品で、何が好きかと聞かれたら、間違いなく「寅さん」と答えます。

二十代の頃は、背伸びをして、カサブランカと答えていた頃もありましたが、人間歳を取ると感じ方も変わるもので、今は、ぶっちぎりで寅さんです。

どうしてか?たぶん、サラリーマン生活の中で、自分自身から抜けおちたモノを、スクリーンに見つける事が出来るから、と言うところでしょうか。
学生の頃の寅さんの印象は迷惑な子どもっぽい大人、周りに居てほしくない典型的な人物でした。映画も途中からイライラしてきて、鑑賞を中断したこともありました。

しかし、結婚し子どもも出来、平凡な生活にドップリ浸かっいる今、寅さんを観ると何故か涙が出てくるんです。昔観るのも嫌だった家族の喧嘩も、感情移入してしまいます。

おそらくの理由。
人間、歳を重ねるにしたがい、「捨てるもの」が多くなります。その捨てるものの中には、色々な感情もあります。組織で仕事をしていると、特に素直な怒りを捨てる事が多くなります。
寅さんは素直なんですね。だからトラブルも多くなりります。私が捨ててきた素直なモノをスクリーンに見つける瞬間、押さえきったはずの捨てた感情が甦るんです。で、涙がでます、わかる、わかるよその気持、寅さん!っていう言葉とともに。

寅さん、これからも大切に観ていきたい作品です。